旧ジャニーズ、社会貢献活動の法人「マインドフル」設立で罪滅ぼしか ジュリー氏はいまだ大量の株保有、関連会社社長も
旧ジャニーズ事務所の「スマイルアップ」社は6月5日、性犯罪被害者の支援や災害時の復興支援などの社会貢献活動を行う一般社団法人「Mindful(マインドフル)」を設立したと発表。社員には旧ジャニーズ・オーナーの藤島ジュリー景子氏の名前がある。ある種、故ジャニー喜多川氏の性犯罪の罪滅ぼしかもしれないが、それ自体は悪くない。
ジュリー氏はいまだに大量の株保有と関連会社社長
「しかし、いまだにジュリー氏は大量の株を保有しているとされ、関連会社の社長に留まっている。昨年すべてから退くとした世間への説明はどうなっているのか」(週刊誌デスク)
世界中のメディアから〝今世紀最大の性犯罪者〟と非難されるジャニー氏。スマイルアップ社は被害者の補償状況を「補償受付窓口への申告者数993人、補償内容の合意者数446人」(5月31日時点)としている。
これだけの子供たちが「スターになれる」と夢をちらつかされ、その後〝一生のトラウマ〟になる性虐待を受けていたのだ。「1000人もいるのか」、世間はそう驚くに違いない。
しかし、「週刊文春」によるジャニー氏セクハラ批判記事の当時から四半世紀、取材を続けてきた筆者は、その実数は2000人はいてもおかしくないと推測する。