セクハラの医療技師を戒告処分 和歌山県立医科大学附属病院

和歌山県立医科大学は、病院に勤務する50代の男性の医療技師がセクシュアル・ハラスメントを行ったとして、戒告の懲戒処分にしたと発表しました。

戒告の懲戒処分を受けたのは、和歌山県立医科大学附属病院に勤務している50代の男性の医療技師です。
県立医科大学によりますと、この医療技師は、おととし(令和5年)11月から去年(令和6年)12月にかけて、20代の女性の部下に対して2人で出張した際などに複数回にわたって腕を組んだり手を握ったりなどしたということです。
県立医科大学は医療技師の行為はセクシュアル・ハラスメントにあたるとして、19日付けで戒告の懲戒処分としました。
医療技師は大学に対し、「信頼関係ができていると思っていたので触ったことを許してくれると思った。迷惑をかけて申し訳ない」などと話しているということです。
和歌山県立医科大学附属病院の西村好晴 院長は、「職員に対するハラスメント防止の指導や教育をいっそう推進し、再発防止に努めてまいります」とコメントしています。
和歌山県立医科大学では去年12月、トイレに侵入して看護師を盗撮した病院の30代の医師を停職3か月の懲戒処分としています。

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