車両の欠陥、不具合を国に届けずにメーカーがひそかに修理する行為。リコールに該当する欠陥で行えば、道路運送車両法のリコール届け出義務違反(リコール隠し)として処罰の対象となる。富士重工業のリコール隠しは1997年に発覚、過料が初適用された。三菱自動車では2000年のクレーム隠ぺい事件の際に発覚したが、公表は5件にとどまり、昨年から今年にかけての再調査で三菱自、三菱ふそう両社で計約500件のヤミ改修が判明した。