「食べたかったから食べた」呆れる動機 公衆浴場のボンタン湯で“ボンタン20個”が盗難、食べられる被害
(内田直之キャスター) 「手の平におさまならないほどの大きさのボンタン。重さは1キロ以上あります。一体、どうやって持ちだしたのでしょうか?」 (中山温泉・西田賢作店長) 「カウンターには誰かが必ずいる。誰も気づいてない。カバンに入れて持っていく。1人じゃないと思う」
利用客は…。 (利用客) 「あんまりですよね。持って帰るのはおかしいよな」 (利用客) 「食べるんでしょうね。食べるか自分の風呂に入れて香りを楽しむ」
男湯のボンタンすべてが盗まれたため残り2日のイベントは女湯だけで行いました。 (中山温泉・西田賢作店長) 「楽しみに来られた客の気持ちの損害が大きかった。いたたまれない気持ち」
公衆浴場の組合のアイデアで8年前に誕生したボンタン湯。冬至のゆず湯とは、ひと味違ったユニークなイベントとして2025年は全国約300の施設で行われました。組合の責任者は… (県公衆浴場業生活衛生同業組合・永用八郎副理事長) 「器物破損ではなく営業妨害以上の窃盗になります。マナーを守ってもらえれば非常に助かる。自分1人のお風呂じゃないので」 組合は2026年以降、ボンタン農家の協力ももらい注意を呼び掛けるポスターをつくることを考えているということです。