カスタマーレビュー

  • 2024年5月5日に日本でレビュー済み
    私は現在、大人の年齢ではありますが
    本書を読ませて頂き、あらためて体験格差というものを
    自分の人生と照らし合わせても強く感じました。

    私は経済的に恵まれていた家庭でもありませんが
    かといって厳しかった方でもありませんでした。

    こどもの頃の辛かった事や嫌だった事は
    大人になった今、他人やこどもたちに同じような想いをさせる事は避けますし

    反対に良い経験については自分の人生のバネや視野の広がりにつながり
    その時以降の人生にずっと役立ちます。

    一昔前の日本では、一億総中流時代と言われたように
    今の日本ほど格差は広がっておらず「お金持ち」という言葉は使うこともあって
    「格差」という言葉まで使わなかったように思います。

    「格差」という言葉は、ちょうど消費税の導入のタイミング以降から使用するになりましたし
    頻度が増えて来たのも「税率があがる」事とも比例するかと思います。

    格差の原因はがんばらない人が増えたとかではなく
    政治的な理由が一番の原因である事は間違いありません。

    ですが、本書ではそういった
    政治的は書かれておりませんでして、

    よりリアルな、多くのご家族の方々の声や考えの事例が
    インタビュー形式で多く書かれております。

    ケースバイケースでさまざま声や考えを知る事も出来、衝撃でしたし、
    読んでいても、とても辛いものがありました。

    親となった「元こども」の方々もですが
    やはり今のこどもたちの未来を考えても

    「やりたくても出来ない」
    「体験を選択したいのに選べない」と言う事を

    経済的な理由や、ひとり親など家族的な理由により、
    失ってしまう事はこどもたちの事を考えると本当に辛い事実です。

    またもう少し大きな視点で言えば
    日本の未来にとっても本当に大きな損失でもあります。

    海外のように教育や育児にもっと財政を出動させ
    大学まで無償化にするなど、家庭の事情に左右されずに
    勉強したい子にはしっかり選択出来る環境を与えるなど
    ほんとうに未来に向けた政治をしていかなければいけません。
    (その経済力もあるのですから)

    今のおかしな自民党政権は
    低所得者ほど負担の大きい消費税をはじめとした
    さまざまな税負担を増やし、そして
    円安や物価高になった今でも生活支援や補助としての減税や給付金はゼロと
    国民を苦しめ続けています。

    それどころか事実上の増税を繰り返す日々で
    年々、こどもたちや若者などから
    多くの体験や本人たちが望む選択肢をたくさん奪っています。

    私はこども頃、とても弱い人間でしたので
    ケンカにしても身体にしても強い友達たちが優しくも守ってくれ
    守られて育ちました。

    弱かった私にとっては本当に救われる日々でした。

    その想い出や記憶は大人になった今でも鮮明に覚えていますし
    その時の友人たちには何歳になっても今でもずっと感謝しています。

    またそういった経験もあり、
    「弱い者を助けられるのは強い者」だとも強く思っております。

    権力であれ、お金であれ「すべての面で」です。

    本書の終盤でも著者により提言なども書かれおりましたが
    私たちが社会に入り支援出来る事には限界があり、
    もうすでに自助・共助は充分でに出来ているかと思います。

    ですので、体験格差のすべての原因でもある
    「公助」が変わらなければ
    こどもたちや、そのこどもたちのご両親の方々の体験格差も
    さらに広まる一方です。

    本書では
    具体的な体験格差をあらためて知るきっかけにもなりましたし

    一方で、自民党政権の腐敗した政治による格差被害を
    1人でも多く方の政治への国民参加(選挙)により
    日本を訂正しなければ行けないなと、とても強い危機感も感じました。
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