カスタマーレビュー

  • 2024年4月22日に日本でレビュー済み
    期待していただけに、がっかり。本のテーマ「体験格差」、前書きで、小学生が正座して「サッカーをさせてください」と母親に懇願するという胸に刺さるエピソード。で、買って読んだわけだが、正直いって期待はずれ。

    筆者が助成金を使って、三菱UFJ系のシンクタンクに委託したアンケート結果の羅列、インタビューが本の7〜8割を占めており、正直、筆者のホームページで公開されている調査結果資料を読めば済む内容、というよりそちらの方が全体像をつかみやすい。

    アンケート結果によると体験格差は年収格差が原因であると思えるが、インタビューを読むとシングルマザーのワンオペ問題が原因と受け取れるというチグハグさ。また筆者によるインサイトは乏しく、その代わり筆者団体サービスの宣伝っぽい記載には、ちゃっかり多くの紙面を割いている。

    これで、書籍といえるのだろうか?

    「体験格差」、そしてその解消は重要なテーマだと思う。実際のところ、経済同友会が今年2024年夏サービス開始を目指して、「こどもの体験格差解消プラットフォーム」を立ち上げて、日本全国の機運を盛り上げていこうという矢先に、内容の薄い本の出版 ...残念です。
    104人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート 常設リンク