【独自】投資家がトクリュウのトップ? 斎藤大器容疑者逮捕 知人語る私生活「ものすごい倹約家」豪勢な暮らし発信で若者を勧誘か
変化する犯罪の形
実体がないといわれている、匿名・流動型犯罪グループ“トクリュウ”。 しかし、今回、斎藤容疑者は“実在するリフォーム会社”に人材を送り込んでいたといいます。 犯罪ジャーナリスト 石原行雄氏: 犯罪の枠組みとして、詐欺罪であったり、詐欺リフォーム会社というところであったわけですが、構造としては斎藤容疑者がSNS等で暴力団等の組織に属さないような一般人を集めた上で、詐欺リフォーム会社に実行役、これはアポインターという飛び込み営業する役だったりするわけですが、実行役として送り込んでいたということが「トクリュウ」だと。 ――実態があるリフォーム会社に人を送り込むことがトクリュウ? 若狭勝弁護士: 従来型の警察がよく言っている「トクリュウ」が今後の検挙対策としては大事だと、いわゆるトクリュウというグループとは違う、今回の斎藤容疑者はあるひとつのグループを結成しているというのは確かだと思うんですが、犯罪グループを。 ただそれがただちにトクリュウなのかというと、そうなのかな?ということは思うんです。 まだ捜査は始まったばかりなので、その辺の実態の捜査、実態解明というのが、今後のトクリュウの捜査、立件、検挙に向けて大きなカギになるのではないのかなと。 ――トクリュウ、犯罪の進化・変化が止まらないですね。 犯罪ジャーナリスト 石原行雄氏: そうですね、今回はこんなに堂々と顔出しをしてまさかそういう人物が逮捕されるようなことをやっていたのかというところが驚きなんですが、実は私の取材では、裏社会関係・反社関係を取材していると、例えばSNSのインフルエンサーやYouTuberですとか、あるいはオンラインサロンを主催している人物が反社そのものの人物、息のかかった人物、あるいは反社と便宜供与関係にある人物というのがゴロゴロいるわけで。 そういう意味では、ネットメディアのチェックの甘さというのは、ひとつ皆さん気をつけていただきたいと思います。 (「めざまし8」2月19日放送より)
めざまし8
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