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コカイン約22キロを密輸しようとした疑い 台湾の会計士を告発

コカインおよそ22キロ、末端の密売価格で5億5000万円相当を密輸しようとしたとして、東京税関は台湾に住む会計士を検察庁に告発しました。

関税法違反の疑いで告発されたのは、台湾に住む会計士の夏正泰容疑者(28)です。

東京税関によりますと、先月、カナダから羽田空港に到着した航空機で、コカインおよそ22キロ、末端の密売価格で5億5000万円相当を密輸しようとした疑いが持たれています。

税関の職員が容疑者のスーツケースを検査したところ、22個の菓子箱におよそ1キロずつコカインが入っているのが見つかったもので、調べに対し、「旅行先のカナダで買ったお菓子を日本の友人に渡すよう頼まれた」という趣旨の供述をしているということです。

1人の旅客が航空機で密輸したコカインの量としては過去最大だということです。

羽田空港でのコカインの密輸の摘発はことしに入ってからすでに9件に上っていて、税関は国際的な密輸組織が関わっている疑いがあるとして、厳重に検査したいとしています。
02/18 11:46
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