ここらへんで、立花氏のNHK職員時代の経歴の疑惑について整理しておきます。全て立花氏が動画などで「自己申告・公表」している「事実」です。(以下敬称略)(参考書籍:選挙ウォッチャーちだい著『「NHKから国民を守る党」とは何だったのか』)
①海老沢会長(当時)の側近、鞄持ちだった
→立花が自ら公開した通話音声で、海老沢会長は「(立花を)知らない」と発言。また、大企業における経営トップの秘書業務は、秘書部門が管理する重要な経営マターであるため、部外者がこれに関与することは不可能。
②大ヒットした「冬のソナタ」を買い付けた、もしくは買付の指示をした
→韓国語ができない立花には作品を評価できる能力は無い。買い付けた関連会社に送金などの実実務行っていた可能性はあるが、立花の立場では買付の指示ができるとは思えない。
③有働アナと友人だった
野次る有働アナがTwitterで「友人ではなかった」と発言。
④プロ野球球団の買収を、球団オーナーや監督と直接交渉した
→肩書き無しの平社員社員が、百億単位の交渉を行えることは考えづらい。また、このような大きな交渉ごとは個人単独で行えるはずがないのに、立花の口からは「オーナー・監督」の文字しか出てこず、交渉の過程についても一切説明が無い。
⑤オリンピックの放送権の交渉を民法各局と行ったのは自分
→④に類じる。
⑥大谷翔平の大リーグ入りをNHKとして支援した
→この当時、立花は既にNHKを退職しているので関与することは不可能。
⑦選挙速報のシステムを作ったのは自分
→立花が、選挙速報を司る部門や情報システム部門に所属した事実は無い。このような大掛かりな仕組みは個人の思い付きだけでなし得るものでは無いのに、立花は「作ったのは自分」と言うだけで、過程や詳細については全く説明していない。
⑧NHK時代は記者職ではなかったが、間違いなく記者として活動していた
→1/18の記者会見でも公表された記者では無かった事実をちだいさんから指摘されたため「職の付かない記者」と言う物言いをしているが、署名記事や関与が推測される報道は皆無。「経理職員」が記者として活動することも考えられない。
細かなものまで含めればまだまだありますが、主だったものはこんなところでしょう。つまり「全てホラッチョ(
ちだい)」なのです。
この「憶説」を覆し、名誉毀損として訴えるのなら、①〜⑧に関する事実の摘示、真実性の証明が必要です。本人に関する事柄ですので、真実相当性では通用しません。