大阪市の障害者向けグループホームで食費を過大徴収していた疑いがあるとして、市が立ち入り検査をしていたことがわかりました。この施設では、「南京虫」と呼ばれるトコジラミも発生していて、複数の入居者が刺されるなどもあり、市が引き続き調査を行っています。
市が去年8月、立ち入り検査をしたのは、障害者向けグループホーム「わおんなにわ」です。
市によりますと従業員から通報があり、去年8月に調査を開始。食費の過大請求に関しては、対象の人数や金額などを現在も調べていて、トコジラミに関しては、2022年から1年間、断続的に発生し、複数の入居者が刺されたということです。
市は、過大徴収やトコジラミが、故意に行われたり放置されていた場合は、経済的虐待や身体的虐待にあたるとみて調べています。
また、市が定期的に行っている運営指導で、事故の一歩手前「ヒヤリ・ハット」の記録文書や事故報告書を捏造していたことも判明。実際には無かった事故などを、捏造して記録していたということです。市の聞き取りに対し、運営会社は「何もなかったらあかんと思って作った」などと話しているということです。
「わおんなにわ」は去年8月末に営業を停止。入居者は全員別の施設に移っているということです。