八戸 病院内殺人事件 警察が到着前に現場を片づけたか
青森県八戸市の病院で、院内の殺人事件を隠蔽しようとしたとして元院長らが逮捕された事件で、警察が殺人事件の現場となった病室に駆けつけた際、室内が片づけられていたことが捜査関係者への取材で分かりました。
病院側から警察への通報は被害者が死亡してからおよそ8時間後で、警察が詳しいいきさつを調べています。
おととし3月、八戸市の「みちのく記念病院」で男性患者が別の患者に殺害された殺人事件を隠蔽しようとしたとして、▽元院長で運営法人の理事長の石山隆容疑者(61)と、▽弟で男性患者と加害者の患者双方の主治医だった石山哲容疑者(60)が犯人隠避の疑いで逮捕されました。
警察によりますと、2人は容疑を否認しているということです。
病院側から警察への通報は男性患者の死亡からおよそ8時間後でしたが、警察が駆けつけた際には、室内が片づけられていたことが、捜査関係者への取材で分かりました。
警察が詳しいいきさつを調べています。