キャブレターのセッティング
は極めて奥が深いが、発進か
らスロットル開度1/4あたり
の負圧が低い段階まではSJ=
スロージェット=パイロット
ジェットが仕事を担い、半開
から全開まではMJ=メインジ
ェットの流路が気化気の流れ
の仕事を担う。
セッティングでかなり重要な
部分がニードルによる濃度の
調節とフロートの油面調整で
あるが、キャブのセッティン
グではそれらを含めてジェッ
ト類の変更と調整による総合
的なトータルバランスセッテ
ィングがキモになる。
メインジェットの選択は全開
走行時にエンジンの回転具合
とトルク感を感知し、走行後
にプラグによって燃焼実態を
見る。
またスロージェットの場合は
低速域でのパーシャルを伴う
エンジンの回転具合を的確に
感知して変更セッティングを
絞り込んで行く。
また、キャブレターは大気と
密接な関係にあるので、季節
によっても燃調具合が異なる
為に厳密にはセッティングの
変更が必要になる。
さらに標高や湿度によっても
燃調が変わるので適合セッテ
ィングが必要になる。
気温、大気圧、湿度。これら
の状況によってセッティング
を変更する事によりキャブレ
ターは最適性燃焼状態を出せ
る。
ただ、いえることは、レーサ
ーではない一般公道車ではイ
ンジェクションモデルはベス
トセッティングよりも薄めに
プログラムされている。ベス
トではない。これは排ガス規
制をクリアする為に意図的に
そうされている。
最適合の燃調のベストセッテ
ィングを現実的に即座に出せ
るのはキャブレターであると
いう現実は存在する。
« ドラマ「SPECサーガ黎明篇『... | トップ |