等しく被爆者と認めて 体験者訴訟、二審初弁論

「被爆体験者」訴訟控訴審の第1回口頭弁論を前に集会で話す原告の岩永千代子さん(右から2人目)=18日午後、福岡市

 国の援護区域外で長崎原爆に遭い、被爆者と認定されていない「被爆体験者」が、長崎県と長崎市に被爆者健康手帳の交付を求めた訴訟の控訴審第1回口頭弁論が18日、福岡高裁(新谷晋司裁判長)で開かれ、原告側が全員を被爆者と認めるよう求めた。昨年9月の一審長崎地裁判決は一部原告への手帳交付を命じ、原告と被告の双方が控訴していた。

 原告の岩永千代子さん(89)は意見陳述で、爆心地からの距離が近くても体験者とされているとして「何とも不可解だ」と批判。山内武さん(81)も出廷し「体験者は高齢化が進んでいる」と早期解決を訴えた。

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