ベル・クラネルは混沌とした場がようやく落ち着きを取り戻して各人が席についたのを確認し、ほっと胸を撫でおろした。
多種多様な人(神)物を首を動かして見渡してみる。
自分が育った世界と異なり、耳が長い種族であるエルフや、獣の耳が生えた獣人、大人なのに子どもみたいな
ちなみに目線を動かしている最中に、こちらと目がかち合った同年代のエルフ――リュー・リオンが、慌てて顔を赤くして目を逸らした。
隣のアリーゼが茶化して軽く肘うちを食らわせて下手な口笛を吹き、アストレアが微笑ましそうにしている。
(なんで、握手しただけなのに、あんな挙動不審になってるんだろう?)
エルフの習性、その中でもとりわけ他者との肌の接触を許さないリューの事情を知らないベルは、至極当然の疑問を抱いていた。
あと美人揃いの中でも、とりわけ際立った美貌を持つ女神――フレイヤとも目線が合い、微笑まれた時は何故か背筋がぞくっとした。
ベルと目線のあった女二人に、アルフィアが一瞬殺気立ったのはいうまでもない。
「…………お前たちの
口元についた血をハンカチで拭いながら、まずはロイマンが切り出した。
「せやな。うちらはオラリオの最大派閥なんや。どこかの追い出されたファミリアと違って忙しいんやでえ」
手探りにロキが喧嘩を売るような言葉を投げかけるが、アルフィアやザルドは動じた様子はなかった。むしろ切って返してみせる。
「最大派閥の看板も、ずいぶんと汚れてしまったな。
「君たちが隻眼の黒竜の討伐を失敗した、その尻拭いをしているつもりだけど?」
不敵に微笑む小癪な
その殺伐としたやりとりに、ベルは目を白黒させるばかりであった。
「くだらん腹の探り合いはやめろ。フレイヤ様のお時間をこれ以上取らせるな」
「そうそう。早く見回りに戻らないといけないし、ここからは喧嘩はなしでいこう。ねっ?」
「……アーディたんにそういわれたら敵わんなあ。しゃーない、大人しく話を聞いたるわ」
「…………ふん」
ヘディンが言い捨てアーディが取りなすと、両者は冒険者の流儀での探り合いをようやくとりやめた。
「俺たちがこの場を設けた理由は三つある。まずは一つ目――喜べ、脆弱な冒険者ども。薄汚い
「えっ、マジ? この頼りになりそうなおじ様達が? めっちゃありがたい申し出ね!」
「レベル7であると聞いている貴方たちに協力してもらえるのでしたら、不甲斐ない話でありますが、アリーゼのいう通り助かります」
そういってはしゃぐアリーゼと、それに賛同するリュー。だが、複雑な顔をしたオッタルが疑問を挟んだ。
「……かつてはオラリオを守ってきた最強が、
「そうだな。病と毒、違いはあれど厄介なものに侵された身だ。早期に協力していた方が、余力があったのでは?」
リヴェリアの正論を、アルフィアは心底下らないと鼻で笑い飛ばした。
「私よりも遥かに弱い冒険者がいらぬ心配をするな。私の死病はすでに完治し、ザルドの猛毒も
「……死病が完治した? ギルドの記録にあった、スキルにすらなった呪われた死病がか? それに、猛毒の反転とは――」
「文字通りの意味だ。毒で崩れた身体どころか顔の傷跡すら消え去った。今やベヒーモスの猛毒は超回復の源と化している」
とんでもない回答を受け、応接間にざわめきが生まれる。その雑音にアルフィアが顔をしかめた。しかし、隣で大人しく座っているベルを見て魔法の行使を思いとどまる。
こいつも丸くなったなと、ザルドは感慨深げに眺めた。
いつまでも喧騒が収まらぬ中、ヘルメスが半笑いで顔を引きつらせながら、どうにか言葉を絞りだした。
「……はは、完治したから潰しに来たってか。びっくりし過ぎて碌に言葉が出ないぜ。これも下界の未知ってやつか?」
「下界ではない。
「……? それはどういう意味かしら?」
質問するアストレアだが、アルフィアは女神であろうと構わず無視して二つ目の理由を話す。
「二つ目の目的は不甲斐ない貴様ら冒険者どもを、せめて私たちの足元に届く強さまで、鍛え上げることだ」
「お前たちは脆弱過ぎる。惰弱極まる。来る黒竜との再戦に、俺たちの背中を任せることができん」
「……いってくれるね。もはや全盛期を超えた、今の君たちにいわれても仕方のない話だけど」
「………………」
フィンが苦々しく肯定し、オッタルも無言で顔を顰めて反論をしようとしなかった。オラリオの最大派閥の団長であろうと、最強の言葉を否定することはできない。
「それは……フレイヤ・ファミリアの
「……いや、そのような生温いものではないだろう。ゼウスとヘラがいた当時は、遊び半分でそれ以上の地獄があった」
シャクティの問いかけに答えたリヴェリアの言葉は、冒険者たちに冷や水を浴びせるのに十分だった。静まり返る応接間に、アルフィアが満足そうに腕を組む。
「……あ、あのー、それはちょっと。こう、手加減が欲しいわね。ほら、乙女の玉の肌に消えない傷がつくと不味いから!」
「安心しろ。肌の心配などしてる暇のない地獄を見せてやる」
「どうしよう、リオン! 私、きっと死んじゃうわ!」
「…………アリーゼぇ」
情けない弱音を放つ団長に、リューが大きなため息をついた。しかし、リュー自身もさきほど壁に突き刺さったヘルメスの姿を思い返し、思わず自分の身体を抱きしめる。
「ヘルメス様や団長の無茶ぶりにただでさえ振り回されているのに……うっ、胃が……」
「……【
胃を押さえ始めた
「貴様らに弱音を吐く資格はない。気に入らないのなら力を見せてみろ」
ザルドがこの場にいる全ての冒険者を威圧する。泣き言をいう者、戸惑う者、こちらを睨む者、全て等しく呼吸を忘れ、
その中でアルフィアとベルだけが平然としていた。同格であるアルフィアはともかく、ベルがザルドの威圧に屈しなかったのは、ザルドが味方である以上に、似たような強さの存在と何度も対峙したことがある経験からだ。
辛うじて視線を動かすことができたオッタルが、自身よりも遥かに弱い存在が気にもとめていない事実に瞠目する。
威圧は十秒にも満たない時間しか続かなかったが、解除された後は誰しも疲労困憊であった。
……あっ、またロイマンが血を吐いている。冒険者でも神でもない彼には過酷過ぎたのだ。
「――情けない。だが、幸いにも講師にはことを欠かん。
「…………講師にはことを欠かないだと? まさか……ゼウスとヘラの生き残りがまだいるのか?」
最初に言葉を発する余力を取り戻したオッタルが、アルフィアとザルドに問いかける。
それに答えるように、二人の視線が間に座って大人しく黙っていた白髪の少年に注がれた。
「…………彼がその講師の一人とでも?」
「いやいや、ありえへんやろ。どう見てもそこの少年は冒険者やあらへん。――ん? そういえば白髪の少年でなんかあったような……?
どう見ても力強さとは無縁のベルに、フィンが当然の疑問を抱いた。ロキが否定したが、何かが引っかかるのか、歯に挟まったものいいをする。
「えっとですね。それは――」
「そういえば【
ベルが答えようとするのを遮って、アリーゼが何でもないようないい方で、とんでもない爆弾を投げつけてきた。
『……………………はあ!?』
ロキ、フレイヤ・ファミリア一行が一斉に驚きを声にした。
「……えっ? ……はあ? 嘘やろ? あの噂はマジやったんか!?」
「……これは、素直に驚いたな」
「ア、アルフィア……き、きき、貴様!! こんな大きな子どもがいたのか!? つまりは幼い頃にはもうこの子を宿していて……は、恥ずかしいとは思わないのか!?」
「お母さま。この子を私にください」
「フレイヤ様? 錯乱していらっしゃるのですか、フレイヤ様?」
(……想像とは違ったな)
ぎゃいぎゃいと騒ぎ出す雑音どもに、当然のごとくアルフィアは力ある言葉を唱えた。
「
応接間の天井に大穴が空く被害を持って、場に静寂が取り戻された。ロイマンの吐血量が増えた。
「い、いや。脅されようが、これだけは看過することはできん。アルフィア、その子は本当に、正真正銘お前の……実の息子なのか?」
「ああ。その通りだ。どこぞの行き遅れと違い、私には自慢の息子がいる」
リヴェリアが思わずロキを見やる。ロキは「嘘はいっとらん……えっ、マジで?」と呆然と呟いた。
――ザルドが信じられない生き物を見るような目で、アルフィアを見た。
「……は? マジか? こ、こいつ、本気でベルの父親を記憶の中から消去して、自分が親だと記憶を改ざんしたのか?」
ザルドの呆然とした呟きは、騒々しく喚くロキ達の声にかき消され、誰の元にも届かない。
ザルドは夜空に浮かぶ星々の隙間から、涙を流してこちらに手を振るベルの父(本物だよ!)の姿を幻視した。
そんなおじさんの様子に気づかず、ベルは少し緊張した面持ちで立ち上がった。
「えーと、ロキ・ファミリアとフレイヤ・ファミリアの皆さん、初めまして。お母さ――ごほん、アルフィアの息子のベル・クラネルです。よろしくお願いします」
そういって礼儀正しく一礼し、言葉を続ける。
「本日はこの場に集まって頂いて、本当にありがとうございます。あと、お母さんが天井を壊してしまって、ごめんなさい」
アルフィアはそっぽを向いた。そんな幼い子のような母の姿を見て、ベルが苦笑いする。
「えっ……あー、これはご丁寧にどーも。うちは主神のロキや。……なんやこの子、めっちゃ丁寧でええ子やん」
「君、本当にアルフィアの息子かい? ……あっ、いや失礼した。ロキ・ファミリアの団長のフィン・ディムナだ。よろしく」
「……………………はっ。リ、リヴェリア・リヨス・アールヴ、副団長を務めている。その、なんだ。ベルと呼ばせてもらうが……ベル、アレが母親で苦労していないか?」
「えっ? お母さんはとても優しくて頼りになるお母さんですけど?」
「……なん……だと」
ベルの言葉が到底信じられず、リヴェリアが硬直する。フィンが呼び掛けるも反応はない。ロキも茶化す余裕もなく、なんともいえない表情で黙り込んでしまった。
「さしもの【静寂】も、我が子には甘いか。――オッタルだ」
「……最低限の礼節は弁えているようだな。ヘディン・セルランド 。栄光なるフレイヤ・ファミリアにて、そこの猪と共にフレイヤ様にお仕えしている」
「私が主神のフレイヤよ。――ねえベル。私のファミリアに入らない?」
「いいっ!?」
フレイヤに怪しく見つめられながらいきなり直球で勧誘されて、ベルは思わず情けない声を上げた。
先ほどから会議中も黙ってずっとこちらを見ていたのだ。……なんか怖い。
ちなみにどこぞのポンコツエルフもベルをチラ見していたが、フレイヤ様の存在感が強すぎてベルに気づかれていなかった。
そうして言葉も出ないベルに助け舟を出したのは、当然ながらアルフィアだった。目線だけで人を殺せそうな目つきに、オッタルとヘディンが緊迫した面持ちで身構える。
「品もなく発情して……死にたいか?」
「冗談よ、冗談。…………今は、ね」
侮辱されても気にした様子もなく、フレイヤは楽しそうに笑いながら勧誘をやめた。オッタルとヘディンは不満を抱いていたが、女神が許容したことで大人しく構えを解く。
「よし、これで全員自己紹介が終わったってことで! じゃあ、ベル君。さっそく質問なんだけど、君が私たちを鍛える講師になるってことでいいの?」
「あっ、はい。正確には、僕の友達ということになりますけど」
アーディの威勢のいい質問に、ベルが懐からボールを取り出しながら答える。
見慣れぬ赤と白のボールを見てなにかの魔道具かと察する者もいたが、誰もがその機能に思い至るものはいなかった。
「これが最後の三つ目の理由だ」
もはや頭から完全に抜けていた、この場を設けた最後の理由をザルドが語る。
「ベル・クラネルとその仲間たちをオラリオで受け入れろ。そして、他の冒険者や民衆にも受け入れられるように、全力で支援しろ」
「……それは、どういう――」
フィンの疑問を無視し、アルフィアが冒険者たちに釘を差す。
「今から何を見ても、手を出さないでいろ。守れぬ者は容赦なく潰す。……ベル」
「うん、わかった。皆さん、今から出てくる子に驚くと思います。でも、決してこの子は敵じゃありません。だからお願いします。お母さんのいうことを、どうか守ってください」
そういってベルは、異世界ではモンスターボールと呼ばれる、特別なボールを手の平から落とした。地面に落ちると同時に、ボールが音を立てて開く。
「――出てきて」
ベルの呼び超えに応じ、ボールから飛び出してくる。
圧倒的な存在感と強さを持つ、この世界に存在しない生き物が。
「――なっ!? これは!?」
誰とも知れぬ驚きの声の中、それは立ち上がった。
――赤い竜であった。
触角のような長い長い折りたたまれた羽が、頭部から生えている。喉元には車輪のような硬質化した巨大な浮袋を持っており、二本の脚で立ち上がっていた。身体の調子を確かめるように、長く太い尻尾を力強く地面に叩きつける。
閉じた瞳を開き、爬虫類特有の縦に長い瞳孔で、ソレはこの世界で初めてみる神々と冒険者たちをゆっくりと見渡した。
「モ、モモモ、モンスターーーー!?」
その中で唯一の一般人である太ったエルフの悲鳴が響き渡る。冒険者たちはそれを合図に武器を構え、すぐに自らの主神を庇う態勢に入る。
しかし、赤い竜は武器を持って囲まれている現状を意に介さず、その逞しい腕を振り上げ――。
「アギャッス」
なんとものんきで気さくな鳴き声で挨拶した。
冒険者たちは脱力して武器を取り落としそうになった。
「よしよし、コライドン。ちゃんと挨拶できて偉いぞー」
「アギャ! ギャッスギャッス!」
ベルがコライドンに近寄り、手を伸ばして頬を撫でる。コライドンはまるで犬のように嬉しそうに鳴きながら、お返しにベルの顔を舐めた。
「な、なんだ? テイムモンスターか? しかもこれは……新種か?」
シャクティがコライドンをまじまじと見つめるが、当然その正体に思い当たることはない。
「あんな小さなボールから、人よりずっとでかいドラゴンが飛び出した? ……アスフィ、あんな魔道具作れるか?」
「……いえ。私には無理です。しかしあのボール……非常に興味深い」
ヘルメスの問いに意識半分で答え、アスフィは未知のモンスターへの警戒よりも、そのボールに強く興味を持った。
「この子がベルのお友達なのね。なかなか美しくて、可愛らしいじゃない」
「危険です、フレイヤ様。これ以上前に出るのはおやめください」
フレイヤが大胆にも近づこうとし、ヘディンにとめられる。オッタルまでも無言で首を振り、少々不満そうな顔を見せるも、それに従い遠くから観察するにとどめた。
「わあ! すっごく可愛い子! ベル君、私もこの子を撫でてもいーい?」
「はい! 人懐っこい子なんで、触っても全然大丈夫ですよ」
「ア、アーディ、迂闊に近づくと危険では――って、人の話を聞いてください!」
こちらはリューの制止を振り切って、アーディが物怖じしないでコライドンを撫で始めた。コライドンがうっとりした顔でそれを受け入れる。
「そうだ! あとで巡回中に食べようと思ってたサンドイッチがあるんだけど、この子食べるかな?」
「ギャッス!? アギャッス!!」
アーディが鞄から取り出したサンドイッチに、コライドンは即座に食らいついた。あんまりにも卑しいその姿に、ベルも苦笑いすることしかできない。
「わお! あんな懐っこいモンスター、生まれて初めて見たわ! ……でもアストレア様。あの子ってなんというか、こう、モンスターっぽくない?」
「ええ、アリーゼ。モンスター特有の邪気を全く感じないわ」
「……アストレアもそう思うか。良い子ちゃんと意見が合うのはちょい腹立つけど、うちも同感や。なんなんやろな、あの子」
神々が下界の未知への意見を交わしあう。その隣で冷静にひたすら観察を続けていたフィンが、リヴェリアに問いかけた。
「気づいたかい、リヴェリア」
「ああ。あのモンスター、ロキのいう通り嫌な感じがしない。その上アレの力は――」
「お、おおお、お前たち! なにをしている! 早くあのモンスターをどうにかしろ!」
「それはやめておいた方がいいよ、ロイマン」
自分の小さな背に隠れようとする滑稽な姿を見せるロイマンに、フィンはお手上げだといわんばかりに肩を竦めた。
「あのドラゴン、僕たち全員でかかっても、勝てる保証はない」
戦術眼に優れた、あのフィンの言葉にロイマンが息を飲む。
「それに手を出した瞬間、アルフィアとザルドが敵に回るぞ。ギルドを更地にされたいのか?」
「ぐぐぐっ……」
リヴェリアの言葉にぐうの音も出ずにロイマンは黙り込んだ。
場の空気がようやく落ち着きを取り戻し始め、コライドンがサンドイッチを満足そうに完食した後、ベルは皆を見渡した。
「皆さん、この子が僕の友達のコライドンです。まるでモンスターのようで驚かれた方も多いと思いますが、この子はこの世界のモンスターではありません」
「ほーん、この世界のモンスターちゃうんか。――って、じゃあそいつはなんやねん!」
ベルが嘘をついていないとわかるロキが、ノリツッコミのような勢いでベルに尋ねる。
一呼吸置くと、ベルはこの世界で初めて自分の身内以外に秘密を話し始めた。
「…………この子は、こことは異なる世界でこう呼ばれていました。人々の良き隣人であり、時に襲い掛かる怖い生き物であり、でも僕たちの友達や相棒になってくれる。そんな不思議な不思議な生き物」
皆が固唾を飲んで見てくる中、ベルはその名をいった。
「――ポケットモンスター。縮めてポケモン」
そして、ベルは堂々とその身の上を明かす。
「僕が昔、異世界に飛ばされた先で出会った、大事な僕の友達です」
ベルの言葉に誰もが声を出せないでいた。それが本当のことだとわかる神たちでさえ、なにも言い出せないでいる。
何故ならこれは下界の未知ですらない。
例え全知全能の天界の神々ですら決して知りえることのない、
そんな中、今まで珍しく空気を呼んで黙り込んでいた一柱の男神が、今こそ自分が声を上げるべきだといわんばかりに叫んだ。
「――うむ! 異世界でも異なる生命と友達になれる! これも、ガネーシャだな!!」
「……はい! そうです!」
ガネーシャってなんだろうという疑問を抱きながらも、、ベルは異世界でも異なる生命と友達になれるという言葉に嬉しそうに頷いた。