映画のような人生を君に。
大学生のK様から「坂爪さんと一緒に卒業旅行に行きたい。費用は全部出すからロシアとスペインに行きませんか」とお誘いを受けたのは十年前。意気揚々と日本を発ち、ロシアの厳しさを経由してバルセロナに着いた途端、K様はスリに遭って財布と携帯を失った。マヨルカ島まではなんとか行けたが、金のない君には用はないと言わんばかりの勢いで「これからはお互い力強く生きよう」と言って、私たちは別行動をすることになった。
そこからのK様の動きが素晴らしかった。マヨルカ島の現地人に、K様は勇猛果敢に語りかけた。慣れない英語で「事情があって金がない。あなたの家に泊めて欲しい」と直談判をはじめたのだ。奇跡はすぐ起きた。一番最初に声をかけた青年から「おっけー。家族で暮らしているから親に聞いてみるよ」と、いきなり承諾を得たのだ。青年の実家は死ぬほど裕福で、K様は青年一族から手厚い歓待を受け、豪華な料理に舌鼓を打ち、高級な車で島中を爆走した。私は、その様子をやっすいドミトリーの部屋で、やっすいスペイン料理を食べながら眺めていた。イソップ童話みたいな出来事だった。そんなK様と、十年振りに再会した。
結婚してこどもも生まれて、しっかり人生に疲れた様子のK様は「仕事なんか嫌になっちゃいますよ」と嘆いた。忙し過ぎて余裕がなくなり、話す人が固定化されるから他の人と話したいと思い、最近になってようやく坂爪さんに会いたいと思う余裕ができたと言った。いまでもスペインの日々を思い出す。思い出しながら「あれは夢だったんじゃないか」と思うこともあるとK様は言った。K様には五歳になるこどもがいる。五年しか生きていないのに、醸し出される圧力は大人と同じである。あなどることはできない。私は「五歳は十分大人だから、ナイフを持たせて刃物に慣れさせよう。昔のこどもは田植えも子守りもやったもんだ。家事を一つ一つ覚えさせて、十歳になったらグッドラックと言って野に放とう」と提案した。
時間がないとか忙しいなんて言っちゃダメ。少なくとも俺と飯を食う時間はあるわけじゃないか。一時間あったら色々なことができる。おとなになると発想力が貧困になってお茶をするとか食事をするとかばかりになってしまうが、今度は「熊を撃ちに行きませんか」くらいのことを言って欲しい。遊び方は無限にある。頭ばかり使うな。あくちびちー(アクティビティー)が大事なのだ。一緒に激流を降ろう。スペインの日々を思い出せ。当時の勢いを取り戻すのだ。悲劇の主人公になるのか。勇敢な冒険者になるのか。選ぶのは君だ。
好きなことは意外と繊細だから、簡単に嫌いに負けてしまう。何かを好きになることは奇跡みたいなことだから、どれだけ忙しくなろうとも、好きな時間を死守することが大事なのだ。安いパンを食べても腹は満たせるが、身体に良くない。栄養になることをやろう。栄養とは力になることだ。いい映画を見よう。いい人と過ごそう。いい時間を過ごそう。好きなことを死守する力を取り戻そう。頭ばかり使うな。あくちびちー(アクティビティー)が大事なのだ。明日はないのだ。ただ、今日があるだけ。私たちは地球という惑星に遊びに来たのである。映画のような人生を生きよう。
坂爪さん自分気づきました
わたし自分がいなくなる感覚がここ2年間で定期的にありました。
そういう時は生きている実感がなくて、人としゃべるのが怖くて、頭では周りの目なんか気にしなくていいんだよってわかってるのに、それがなんだか文字としてしか認知できなくて、結局周りの目ばっか気になって、必死に考えてるはずなのに頭が回ってないと感じる時です。
みんなをいつもみたいにもっと笑わせたいのに、考えれば考えるほど言葉も出てこないし、焦るし、うまく喋れなくてハァとなって、喋るのが怖くなって誰とも喋りたくなくなります。
逆に自分があると感じる時は、すごい楽しくて、自分の中にしたい!があって、何も怖く無い無敵な気持ちで、いろんな素敵にたくさん気づけて、ワクワク楽しくて、人とたくさん喋りたくなります。視野がどかーんと広がります。
でも自分に実感がある時も、いつ楽しい自分じゃなくなっちゃうのかが怖いきもちでした。
ずっと何が違うんだろうって考えてました
でも一昨日くらいにそれって頭で言葉を考えて動いている時なのか、心から湧き出た言葉で動いている時なのかの違いなのかもと閃いてしまいました。
いっつも自分いないと思ったら、その時の気持ちを言葉に書き出してみてました。でも何か悩み事があるわけでもないので、自分が何に悩んでるのかわかんくて、ありがとうが足りてないんだとか、もっと怖いに飛び込むぞ!とか、すごく浅くて上っ面で薄っぺらい言葉をひたすら脳死でかいてました。
逆に心からの湧き上がってくる気持ちを言葉にした時は、すごく自分の言葉で喋っている実感があるし、自信があるし、頭で考えたことじゃなくて今を感じて湧き上がってきた気持ちなんです、
坂爪さんがよく感謝しましょうというのは違和感があるっていう言葉がわたしあんまりわかんなかったんです。感謝ってめっちゃいいことやんて思ってました
でもいますごい腑に落ちてます。
ありがとうって気持ちは心に湧き上がってくるもので、いうぞー!って頭で考えていう言葉では無いですよね
そうなってくるとわたし心で感じて体で動いて頭で考えられるようになりたいと思いました。
こうみられたい、とかこうしなきゃ、とか頭で考えて行動するのではなく、今を感じてその時に心に湧き出た『したい!』っていう感情で体を動かして、あとはしたいを叶えるために頭を使うっていうことをできるようになりたいと思いました。
わたし少し前までキラキラしてる人になりたかったです。でもキラキラってインスタとかSNSでよし自分をキラキラさせるぞ!と思ってするものじゃなくて、しちゃうものなんだと思いました。あれ、なんか、あたしキラキラしちゃってるやん☆(^з^)-☆みたいな。
わたしがいいなーかっこいいなーと思うひとたちは等身大で心のままに生きてる人だって気づきました。
坂爪さんはずっと心のままに生きろって言ってたんですね!!!!!!!!!!!!
でもしなきゃに追われてまた心がわかんなくなっちゃったらどうしようって思います
わたし、相変わらず遊びの予定が埋まってます。いろんな人に遊びに誘ってもらって、なんとなくいつも通りOKしてたら3月までもう予定をたくさん入れてしまいました。楽しみなはずなのにハア、予定ある、って気持ちになります。行ったらなんとなく楽しいんだけど心が踊ってはいないんです。
2025は心のままに生きますわたし
だから遊び全部断っちゃおうかな?とか思ってます
その覚悟はないんですけど、でも覚悟を持てるようにしたいです
坂爪さんに送ろうと思いたったので送ってしまいました長々とすみません
2025年きっと等身大のいい女になったわたしをまた坂爪さんにぶつけにいくので覚悟しててください。
おおまかな予定
2月18日(火)東京都世田谷区界隈
以降、FREE!(呼ばれた場所に行きます)
連絡先・坂爪圭吾
LINE ID ibaya
keigosakatsume@gmail.com
SCHEDULE https://tinyurl.com/2y6ch66z
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