しちみ しちみ
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【ハロプロ】ライブハウスツアーに伸び代と挑戦はない

先日、ハロー!プロジェクト所属アイドルグループ「こぶしファクトリー」の解散が決定した。2015年デビュー、当初8人で結成されたグループは今では5人となり、2020年3月30日を機に、各々の道に進むこととなった。
結成時は10代前半だったメンバーも今では全員が18才以上となった。ハロプロのアイドルは公然にはしないある決まりがあるので、全員が18才以上になったこの年でこの決定は、傍から見ていて必然だったようにも思える。
そのアイドルで、商売をすることヒットさせることは一見同じようにみえるが、やり方としては異なる。ハロプロは商売をしているが、ヒットさせることは考えていないのだと、こぶしファクトリーの終わりを知らされて痛感しました。

ハロプロは安定志向である。無茶な挑戦はしない。だからヒットもしない。

これはハロプロにいるヲタクさんだったら分かっていることだとは思いますが、近年のハロプロは基本的に「挑戦」をしません。こぶしファクトリー(以下こぶし)の経歴を見るとより明らかです。

こぶしファクトリーは2015年9月に1stシングルをリリース(レコード大賞最優秀新人賞を受賞)。その後年2回ほどのライブハウスツアーをベースに、2017年まではハロプロ研修生発表会にも出演(メジャーデビューした後にも関わらず)、さらに2018年まではモーニング娘。ほか先輩グループのオープニングアクト(いわゆる前座)に出演。ホール会場の単独コンサートは結成から4年後の2019年の東京・中野サンプラザで2公演、大阪・NHK大阪ホールで2公演、計4公演のみ。

傍からみればこのグループは不遇だったのか? 干されていたのか? と聞かれるかもしれない。だがハロプロではこれが当たり前になっている。
こぶしの先輩グループは(2019年末活動停止のカントリー・ガールズを除いて)モーニング娘。、アンジュルム、Juice=Juiceと居るが、アンジュルムとJuice=Juiceは今でもライブハウスツアーを定期的に行っている。
また、ほぼ同時期結成のつばきファクトリーもこぶしとほとんど同じような興行で、後輩グループのビヨーンズもまさに同じ道を辿ろうとしているように思う(2020年春のライブハウスツアーが決定した)。

いい曲をどれだけ出してようが、メンバーが歌うまだろうが、かわいかろうが、この興行内容では商売として成り立ってはいてもヒットはしない。そこには挑戦がないからだ。極めて安定志向、その最たるものがライブハウスツアーだ。
ライブハウスのせいぜいキャパは多くて800人、狭いところだと半分の400人ぐらいとか。それで昼夜の2回公演。
ライブハウスは箱も安く、機材の持ち込みだって少ない。おまけにハロプロのライブハウスツアーは通常のアーティストがホールコンサートやるのと同等の値段を提示してくる。

ハロプロがライブハウスでライブをすることの問題点。①入ったところでメンバーが見える保証がないこと。②どことなく近寄りがたいアングラな雰囲気。客層との不一致。③客と客の距離が近い。④チケットが高い(そして取りづらい)。
ホールツアーなら基本的にメンバーが見えるし、大きなスクリーンだってある(①の解決)。クリーンな会場、トイレもあるし軽装備である必要もない(②の解決)。一席ずつ仕切られており、自分の場所が必ず確保されている(③の解決)。ドリンク代を加味すれば一般の場合、ホールに入ったほうが安い場合がある(④の解決)。ホールならこれだけの良条件。定期的にホールツアーをするモーニング娘。に客が集中するのも頷ける。
①から④の不利な条件を踏まえても、ライブハウスツアーに入りたいのはよっぽどのファンだけなのだ。感覚が麻痺しているかもしれないが、ライブハウスツアーは新規には敷居が高い。

しかしホールは金がかかる。グッズが売れなければ利益が出ないとも言われる。それでも「ヒットさせたい」のなら投資としてホールコンサートをやるべきなんじゃないかと思う。せめて人口の多い東名阪だけでも全グループがホールツアーをやることはできないのか。
ライブハウスツアーばかりをやって、おまいつ(=お前いつでもいるな、の略。いわゆる追っかけファン)と全国を巡るのは本当に正しいのか。これは「ヒットさせたい」アイドルの姿なのだろうか。
それにひとりの人間から搾り取れる金には限界がある。メンバーもだが、この商売の仕方はファンも消耗していくだろう。

ハロプロのアイドルは多くが10代でデビューする。うら若い彼女たちをライブハウスツアーで消耗させていいのだろうか。もっと輝ける方法があるんじゃないだろうか。今のやり方は商売としては間違いではないだろうが、ヒットしている姿は願えない。
ハロプロは興行がメーンのアイドルだ。テレビに出られることは少なく、雑誌での扱いも極小だ。それなのに、メーンの興行で客を獲得しようとせずして、どうやってファンの輪を広げていくのだろうかと純粋に疑問に思う。

ライブハウスツアーには伸び代と挑戦はない。この先あと何回思えばいいだろう。


今日からこぶしの先輩グループにあたるアンジュルムの新メンバー募集が始まった。

この映像の中で映し出されるのは武道館で活躍する彼女たちの姿だ。しかし彼女たちも武道館で公演ができるのは年に1回がやっとで、あとはライブハウスツアーとたまのホールツアーという興行スケジュールだ。
武道館で輝く姿に憧れて入ってきた子が現実としてライブハウスツアーだらけの興行の中に放り込まれると思うと、とても複雑だ。

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