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敦賀市のいじめ「重大事態」学校と市教委の対応不十分 第三者委が2件認定

2025年2月15日 05時10分 (2月15日 05時10分更新)
敦賀市内の中学校でいじめがあったことを陳謝する花木教育長(中)ら=市役所で

敦賀市内の中学校でいじめがあったことを陳謝する花木教育長(中)ら=市役所で

 敦賀市の中学校で2022年、いじめ防止対策推進法で定める「重大事態」に当たる事案が発生した問題で、市教委は14日、第三者調査委員会の調査報告書を公開した。第三者委は、同級生計7人の行為2件を「いじめ」と認定し、学校と市教委の対応が不十分だったと指摘した。 (飯村健太)
 報告書によると、生徒は1年生の21年10月から、同級生7人に望まないあだ名で呼ばれるなどして、同様の扱いは2年生になってからも続いた。22年9月以降は不登校状態となり、23年5月に「いじめによる心的外傷後ストレス障害(PTSD)及びうつ病と認める」との診断を受けた。生徒はオンライン授業を受けて昨年3月末に卒業し、高校に進学した...

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