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県内のいじめ事例 大半でSNSが関係 有識者が会議「多様化、複雑化」 鹿児島

2025年2月10日(月) 18:34

学校でのいじめを防止する目的で設置された鹿児島県の委員会が2月10日開かれ、最近のいじめ事例について多様化、複雑化し、ほとんどがSNSが関係している傾向が示されました。

県いじめ防止等対策委員会・岡山隆二委員長
「100%に近い形でSNSが関連している。優先事項として取り組む必要性が高い」

この委員会は、公立高校の男子生徒の自殺をきっかけに2021年7月に設置されたもので、県内でのいじめの個別の事案について、月1回程度、対策などを協議しています。

10日の委員会では、事務局から2023年度のいじめ認知件数やいじめの解消率などのほか、現在の取り組み状況が報告されました。

この中で最近のいじめの傾向について、冷やかしやからかい、無視、仲間はずれなどのケースが多く、ほとんどがSNSが関係していることが示されると、委員からは、「いじめが多様化、複雑化している」と指摘がありました。

臨床心理士・今村葉子委員
「いじめの複雑化や共通理解がなかなか得られない」

県いじめ防止等対策委員会・岡山隆二委員長
「加害者と被害者の構図が流動的という話も出た。加害者かと思ったら被害者であったりとか、SNSの依存症も含まれていて、かなり複雑化しているという意見もあった」

県内のすべての公立学校では年5回以上、アンケート調査を実施していて、重大な事案が発生した場合、県はこの委員会に意見を求めることにしています。

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