2016年3月5日 新津油田小口区域にある隧道を探索してきました。
明治に発行された周辺の地図には記載が無かったので、そこまで古くないと思います。
この隧道がある南澤という場所には昔採取した石油を貯める集油所があったので、そこへ石油を運搬するために掘られたものと思います。
南側坑口です。鉄パイプの支保工?がありますが意味を成してません。
洞内から振り返って撮影。高さ、幅ともに2mくらいです。
洞内。パイプが何本か残っていました。他にも碍子や電灯が転がってました。
入り口附近こそ泥が堆積していましたが、歩いていくうちに地面も乾いて歩きやすくなりました。
北側に向かうにつれて支保工が目立ってきました。水溜りもいくつかあったので、水蒸気で写真が曇ってしまいました。
北側の坑口です。こちらは崩壊がひどいです。
大日本帝國油田第四區地質及地形圖説明書によると、「地質は第三紀中部層に属する頁岩に、細粒砂岩の薄層を不正規に夾在せるもの、及頁岩多、中粒砂岩少の互層より成れり、以上累層にてに於て後者互層は、普通前者頁岩の下部に位せり、頁岩多、中粒砂岩少の互層は、所により介化石を含有す(例せは新堤入其他鑿井地質之を證せり)」とあり、化石が取れていたこともわかります。
尚、附近には油井の跡が残っているので道から逸れると危険です。