《アメリカ物価高に絶望》「日本の2倍、いや3倍くらい高い」大工、フードデリバリー、ライドシェア、YouTube…仕事掛け持ちでも“家族4人キッツキツ生活”
2025年もさまざまなモノやサービスの値上げの動きが広がっている。物価上昇の長期化は、アメリカでも深刻な問題になっているという。 【写真】ニューヨークの“貧乏飯”「1ドルくらいで買えて腹持ち最高」
「アメリカの物価は日本の2倍、いや3倍くらい高い」と明かすのは、アメリカ人女性との結婚を機に米国に移住し、家族4人でニューヨークに住むYouTuber「地獄海外難民」氏。大工組合に所属し、建設会社などへ見習い大工として派遣され、働いている。 現在、幼い子ども2人を含む4人家族。一家の毎月の支出は「約72万円」にものぼり、借金は450万円に膨らんでいるというが、それでも“まだマシ”なのだとか。著書『底辺の大工、ヤバいアメリカで生きのびる絶望の中で見つけた「自分を見失わない」方法』(KADOKAWA)で明かされる、赤裸々な“支出”の内訳とは。(同書より一部抜粋して再構成)【全3回の第2回。第1回を読む】 * * *
毎月72万円かかるNYでの生活費
日本でも物価高で苦しんでいる方が多いと思いますが、アメリカでは多くの人が日本以上の急激な物価高に苦しんでいます。 1か月生活するのにどれくらいかかるのか、「難民」家のお金の内訳を紹介します。 まず食費ですが、僕が2019年に移住した頃から、アメリカの食費の高さには驚かされてきました。 その後、パンデミックが始まると、食費はどんどん高騰していきます。2023年頃までは月に1000ドル(約15万円 ※1ドル=150円換算、書籍執筆時)くらいが食費に消えていましたが、2024年の前半からは少しずつ落ち着いてきました。 現在の食費は、家族4人(大人2人、幼児1人。乳児1人は食費がかからず)と猫1匹で、月に700ドル(10万5000円)程度になります。 家賃は月に1900ドル(28万5000円)です。 僕がアメリカに移住してきた当時の家賃は1500ドルでした。新型コロナウイルスが大流行して以降、ニューヨークシティからこの地域にたくさんの人が流入してきました。人が密集する地域を怖がる人が多かったからです。 そのため、ここの人口が急増し、しかも高収入なシティの人たちが押し寄せてきたために家賃や不動産価格が一気に上がりました。その結果、3?4年の間に400ドル(約6万円)も家賃が上がっています ただ、1900ドルはこの地域ではかなり安い方です。YouTubeでは相変わらず「『難民』のくせに豪邸に住んでいる!」とお怒りのコメントをいただきますが、細かなところはボロボロだし、壁が薄いのでお隣の音は丸聞こえです。 次に光熱費は、合計で月300ドル(4万5000円)です。ニューヨークの冬は気温がマイナス15度になることもある地獄の寒さで、パイプが破裂してしまうのを防ぐため暖房を24時間つけっぱなしにしないといけないので、光熱費は異常に高くなります。
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