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朝日新聞
25年前にさかのぼって調査指示、浦和高校の校歌指導に埼玉県教育長
県立浦和高校と言えば「東大合格率」のランキングによく出てくる公立の進学校だ。宇宙飛行士の若田光一もOBだ。
政財界に多くの人材を輩出してきたエリート校だが、男子校だ。旧制中等学校の流れを汲み、バンカラの校風だったようだ。

浦和高校は、新入生向けオリエンテーションの校歌指導で、竹刀を持った応援団員が罵声を浴びせかけたり、新入生に多くの前で一人で校歌を歌わせたりしたという。

確かに時代錯誤のように思うが、おそらくこの学校では、新入生に対してそういうことをするのが「洗礼」「通過儀礼」のようになっていたのだろう。
OBから見れば「まだ、そんなことやってんのか」と思いながらも「これが浦高なんだよな」と肯定的に見ていたのではないか。

一方で浦和高校は「単位制」カリキュラムを採用していて、大学の講義も受講できるなどエリート校らしい教育内容にもなっている。

要するに浦和高校は「最先端の教育で次代をリードするエリートを輩出する先進校」でありながら「草創以来の旧制中学の伝統、“美風”も脈々と受け継いでいる」学校だといいたいのだろう。卒業生にとっては、それが「かっこいい」「自慢」だっただろう。

最先端と伝統の象徴的な接点が「応援団による校歌指導」だったのではないか。

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しかし、これ、傍から見れば「鼻持ちならないエリート趣味」に見える。今ならパワハラと思われても仕方がない「強制的な校歌指導」を「浦高らしい」と思うのは、一部の卒業生だけだろう。

いまどき「公立の男子校」というのもアナクロニズムのような気がする。

いわゆる高校野球の名門校にも、昭和の時代の風習を「美風」のようにひけらかす学校があるが、傍から見れば「異様」だったり「みっともない」になったりする。

教育はサービス業であり、若者に、個々の適性に合った「最上の教育」を提供するために存在する。日本の歴史から見れば微々たる時間にすぎない100年、150年の「歴史」をひけらかして、未来ある若者を脅しつけるなど、もってのほかだ。

そんな校歌なら、みんなで楽しく歌える歌に変えてしまえばいいのだ。エリートならそれを考えないと。





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