片山前副知事、要望書への議会回答に不満表明 「後日対応」もなく「非常に不誠実」
- 2025/02/16
- 05:46
【神戸経済ニュース】死亡した元西播磨県民局長が斎藤元彦知事に対する「告発文」を作成した問題(文書問題)を巡り、県政が停滞した責任を取るとして昨年7月に辞職した片山安孝前副知事は13日付でコメントを発表し、同氏が1月22日付で兵庫県議会に提出した要望書に対する浜田知昭議長と、文書問題調査特別委員会(百条委員会)の奥谷謙一委員長による回答への不満を改めて表明した。百条委を構成する委員の大半が法律の専門家でない中で法的な問題を議論していることや、委員会の運営自体も不公平であると改めて主張した。
片山氏は12月25日の証人尋問で、秘密会として実施した10月24日の信用金庫理事長への証人尋問の証言内容が、実際と異なる内容で「漏えい」して報道されたことについて指摘。これについて奥谷委員長は片山氏の指摘に対して「後日対応する」と明言したにもかかわらず何の対応もせず、今回の回答でもまったく触れなかったという。これについて「非常に不誠実かつ不公正であり、極めて遺憾」と表明した。
加えて片山氏の要望書では百条委の奥谷委員長ら委員3人ついて、百条委の調査結果をねじ曲げることにもつながりかねない疑惑があると指摘していた。これについて浜田議長が「ネット上の憶測」を理由に対応しないと判断したのは、「明らかに不当であり、というてい納得ができない」とした。元局長が陳述書に「憶測」と書いた内容についても片山氏は証言に応じており、そのバランスからも議長の回答は受け入れられず、ネットの憶測というなら、それを公の場で説明すべきだと指摘した。
要望書は1月22日午後に片山氏の代理人が議会事務局宛に郵送。23日には届いていたという。内容は(1)公益通報について百条委の調査対象からの除外(2)百条委の委員3人について疑惑の調査(3)元局長のUSBメモリーからの情報漏えいに関する調査(4)非公開で聴取した情報の漏えいに関する調査(5)秘密会で実施した証人尋問内容の漏えいに関する調査(6)職員アンケート調査の再精査と費用の明示ーーの6項目を要望書に入れていた。
片山氏の代理人によると、回答は6日午後に電話で兵庫県議会の職員から伝えられた。浜田議長の回答は①委員会の課題等については議長から委員長へ伝えており、委員会において改善に努めていると認識している②指摘のあった議員に関する事項については、ネット上の憶測であることから、現時点で調査を行う考えはないーーの2点だった。奥谷委員長の回答としては①要望書はすべての委員に配布して情報を提供しており、百条委員会の調査報告書を作成するにあたり参考にする②公益通報に関する有識者の意見は、異なる考え方を書面により聴取しているーーと2点の回答があったとしている。
コメントでは、元局長が作成した「告発文」が公益通報に該当するかを巡り、書面ながら従来の参考人聴取と異なる意見を持つ専門家から意見を聞いたことは評価。一方で公益通報者保護法の解釈や適用について「法律の専門家である有識者の意見が割れている以上、専門家ではない百条委員会が不用意に意見を発出することは控えるべき」と強調した。片山氏は「告発文」が斎藤元彦知事への攻撃する「不正な目的」で作成されたもので、元局長は法的に保護の対象に当たらないと主張している。
片山氏は12月25日の証人尋問で、秘密会として実施した10月24日の信用金庫理事長への証人尋問の証言内容が、実際と異なる内容で「漏えい」して報道されたことについて指摘。これについて奥谷委員長は片山氏の指摘に対して「後日対応する」と明言したにもかかわらず何の対応もせず、今回の回答でもまったく触れなかったという。これについて「非常に不誠実かつ不公正であり、極めて遺憾」と表明した。
加えて片山氏の要望書では百条委の奥谷委員長ら委員3人ついて、百条委の調査結果をねじ曲げることにもつながりかねない疑惑があると指摘していた。これについて浜田議長が「ネット上の憶測」を理由に対応しないと判断したのは、「明らかに不当であり、というてい納得ができない」とした。元局長が陳述書に「憶測」と書いた内容についても片山氏は証言に応じており、そのバランスからも議長の回答は受け入れられず、ネットの憶測というなら、それを公の場で説明すべきだと指摘した。
要望書は1月22日午後に片山氏の代理人が議会事務局宛に郵送。23日には届いていたという。内容は(1)公益通報について百条委の調査対象からの除外(2)百条委の委員3人について疑惑の調査(3)元局長のUSBメモリーからの情報漏えいに関する調査(4)非公開で聴取した情報の漏えいに関する調査(5)秘密会で実施した証人尋問内容の漏えいに関する調査(6)職員アンケート調査の再精査と費用の明示ーーの6項目を要望書に入れていた。
片山氏の代理人によると、回答は6日午後に電話で兵庫県議会の職員から伝えられた。浜田議長の回答は①委員会の課題等については議長から委員長へ伝えており、委員会において改善に努めていると認識している②指摘のあった議員に関する事項については、ネット上の憶測であることから、現時点で調査を行う考えはないーーの2点だった。奥谷委員長の回答としては①要望書はすべての委員に配布して情報を提供しており、百条委員会の調査報告書を作成するにあたり参考にする②公益通報に関する有識者の意見は、異なる考え方を書面により聴取しているーーと2点の回答があったとしている。
神戸経済ニュースが兵庫県議会に対し、回答内容が正確か確認を求めたところ14日夕方時点で「片山氏の要望書については、回答したかを含めて現時点ではコメントできない」(議事課)とした。今回の片山氏によるコメントは、13日に片山氏の代理人が兵庫県の広報公聴課に持ち込み、記者クラブへの配布を依頼したという。神戸経済ニュースは同代理人からの郵送で14日に受け取った。
▽関連記事
- 関連記事
-
- 片山前副知事、要望書への議会回答に不満表明 「後日対応」もなく「非常に不誠実」 (2025/02/16)
- (動画)久元神戸市長、万博会場「リングの壮大さ想像以上」 大阪市長「何度も来て」 (2025/02/16)
- 日銀神戸支店、景気「緩やかに回復」を据え置き 個人消費に選別色・米関税など注目 (2025/02/13)
- 神戸空港、搭乗者が5000万人に到達 岡山市の中さん家族に記念の搭乗券など (2025/02/10)
- 阪神高速の料金所、3〜6月に28カ所がETC専用に 魚崎浜・妙法寺など (2025/02/10)
広告