The Border Islands TSUSHIMA
国境の島「対馬」
九州の最北端、玄界灘に浮かぶ島、対馬(つしま)。
お隣の韓国まで直線距離で50kmのまさに国境の島。
日本本土と大陸の中間に位置することから、対馬は古代よりこれらを結ぶ海上交通の要衝であり、交易・交流の拠点でした。
特に朝鮮との関わりは深く、対馬は中世以降、朝鮮との貿易と外交実務を独占し、中継貿易の拠点や迎賓地として栄えていました。
「国境の島」ならではの融和と衝突を繰り返しながらも、連綿と交流が続く対馬は、国と国民と民の深い絆が感じられる稀有な地域なのです。
hotel jinはその対馬一の繁華街、厳原大町通りの中心にあります。
船や飛行機に揺られ対馬に下り立つと対馬特有の潮風やトビの鳴き声に、時間が止まったかのような、どこか懐かしさや古代のロマンを感じる空気が漂います。
設計は長坂常さん率いるスキーマ建築計画。
明治元年建設(築155年)の旅館を独特の「引き算」「半建築」などの手法で、現代の島の旅館に蘇らせた。
太古から人や植物、動物が交差する歴史とロマンの島「対馬」。
都会の喧騒を忘れ、唯一無二の「国境の島」のひとときをご堪能ください。
About
hotel jinについて
対馬・厳原の歴史と
モダンが交差する宿
外国から一番近い日本の城下町「対馬・厳原」。 その厳原のメインストリート大町通りに昔からあった「有明荘」を、世界的建築家の長坂常さんに設計を依頼。 155年の時を経て「hotel jin」に生まれ変わりました。
博多や釜山からの国際航路もある厳原港から徒歩6分、対馬空港から車で25分。 hotel jinの近くの川端通り商店街には多くの飲食店があります。 居酒屋やスナックで遅くまで食べて飲んでも、のんびり歩いて帰れます。
国境の島「対馬」の自然や歴史を体験しながら、ゲーム「GHOST OF TSUSHIMA」の舞台にもなった厳原の街宿でおくつろぎください。
客室について
Rooms
155年の時を超えた宿で、厳原の歴史と自然が織りなす宿泊体験
hotel jinは一号室と二号室の全二部屋を有する宿です。
各部屋は、それぞれ異なる魅力を持っています。
一号室は厳原のメインストリートと大町通りを見渡せ、最も広いお風呂を備えたお部屋となっています。二号室は美しい日本庭園を眺めることができ、広々とした廊下でお庭を楽しみながらくつろげます。
どちらのお部屋も異なる景色と快適な空間を提供し、特別なひとときをお過ごしいただけます。
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Architect
建築について
長坂 常氏 プロフィール
建築家、スキーマ建築計画代表
1998年東京藝術大学卒業後にスタジオを立ち上げ、現在は千駄ヶ谷にオフィスを構える。家具から建築、まちづくりまで、さまざまなスケールで、ジャンルも幅広く手掛ける。どのサイズにおいても 1/1 を意識し、素材から探求し設計を行い、国内外で活動の場を広げる。既存の環境の中から新しい価値観を見出し「引き算」「知の更新」「見えない開発」など、独自な考え方で建築家像を打ち立てる。代表作に、東京・清澄白河や京都・南禅寺参道の〈BLUE BOTTLE COFFEE〉のほか、〈Sayama Flat〉〈桑原商店〉〈HAY TOKYO〉〈黄金湯〉〈狛江湯〉〈Aesop 青山・吉祥寺〉などがある。
プロジェクトの概要
長崎県の離島、対馬にある明治元(1868)年に建てられた木造2階建ての旅館「旧有明荘」をホテルに改修する計画です。対馬は九州よりも韓国釜山に近いところに位置しており、昔から韓国人が多く訪れ、韓国文化との結びつきが強い場所です。旧有明荘はその中心街・厳原の大町通りに建っており、フェリーターミナルからも歩ける距離にあります。そこで、本プロジェクトはこの場所を国内外からのゲストをもてなす島の表玄関にすることを目指してスタートしました。
そのために、明治元年に作られたファサードを極力維持しながら、中では何か変化が起こっていることを感じてもらえるように、窓周りのしつらえを工夫し、中を改装しました。中途半端に改修が重ねられていた1階部分は解体し、要素を取り除き、エンプティな空間を作りました。それによって上階への期待とともに、日々のニーズに合わせたイベントなどを企画できるスペースとして、未来への期待を担わせる空間にしました。
2階は中廊下を挟み東西に分かれていましたが、階段をひとつ追加して東西それぞれに上がれるようにすることで、その中廊下を落として吹き抜けを作り、そこに東西の2部屋が面する計画としました。表情としても、日本と韓国のミックスを狙い、新しく手を加えるところを中心に「白」で構成しました。
プロジェクトデータ
題名:hotel jin
設計:長坂 常/ スキーマ建築計画
担当:遠田拓也
構造コンサルティング:ハシゴタカ建築設計事務所
施工:綴組
協力:
-なかにわデザインオフィス (サイン)
-株式会社エムス(FRP)
-株式会社遠藤照明(照明)
写真:イ ジュヨン(이주연)
Webサイト:UNSCOPE
主用途:ホテル
所在地:長崎県対馬市厳原町国分
階数:地上2階
敷地面積:314 m2
建築面積: 99 m2
延床面積:198 m2
構造:木造
引渡日:2024年3月27日
OPEN:2024年4月13日
Access
アクセス
〒817-0022
長崎県対馬市厳原町国分1361
Google map
厳原港フェリーターミナルから徒歩で6分
対馬空港(対馬やまねこ空港)から車で25分
Reservation
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