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【これが東大准教授!?】岡美穂子氏の信じられない珍説10選!

新年あけましておめでとうございます!お久しぶりの弥助関連記事です。

新しい年を迎えたことですし、今回は昨年2024年の私と岡美穂子氏の議論を振り返ってみたいと思います。主に外国語の解釈についてです。

X記事はweb検索に弱いようなので、このような総集編的な記事Note に書くことにしました。

アサシンクリードシャドウズの発売が近づく中、再度この話題に関心を持つ人が増えていると思います。

そういった人たちにも弥助問題が現在どのようになっているのかわかりやすいように、これからも総集編記事を書いていきたいです。

さて、今回のまとめを作ろうと思ったきっかけは、年末に岡氏が歴史修正に動こうとしているように見えたからです。

私はこれに対して以下のように補足しました:

ブロックされました(2回目)。

同じタイミングで岡氏は「丁寧に史料を読めば平均以上に立派な弥助像ができてしまう」とも言っています。

後述しますが、岡氏が丁寧に史料を読まないからそんな像ができてしまうだけです。

また、岡氏の提唱した新訳よりも、既存訳の方が文法的にも文脈的にも適切です。

未だに非論理的な主張を吹聴し続ける岡氏の神経が理解できません。

穴だらけの主張だと自分でわかっていながらも、岡氏が信じたいキラキラ弥助像を世間に広めたいのでしょうか。

今後もこのような恣意的な解釈が東大准教授の名の下に広められると、訂正するのが非常に面倒です。

そのため、岡氏がどのように歴史を書き換えようとしたのかを以下にまとめておきます。

私はブロックされてしまったことですし、岡氏が今後歴史修正しようとしているときにでも是非インデックスとして活用してください。


岡美穂子氏の珍説10選!

1. 【中国語編】 中国語の「黒鬼(差別用語)」を良い意味だと勘違い

  • 岡氏の主張:
    中国の史料ではアフリカ系の人を「黒鬼」と表記しているため、信長は実用的な屈強さを求めただけではなく「こんなに強い奴を従えているんだ」というイメージ戦略として弥助を側に置いたのだろう

  • Naotoの指摘:
    中国語の「鬼」には「屈強で強い」という意味はなく「黒鬼」は単なる侮蔑語

  • 結果:
    岡氏「明代中国にも日本の鬼のイメージがなかったとは言い切れない」と悪魔の証明に持ち込む

私と岡氏の因縁はここから始まりました。私のXアカウントはもともと英語でしか発信していませんでしたが、岡氏がサイゾーのインタビューで中国語の差別用語を使用していたことが見過ごせず、日本語で岡氏に忠告しました。

岡氏はその時のポストの多くを削除していますが、私が以下に簡単にまとめています。

結局、岡氏は自分の主張を裏付ける根拠は提示できず、悪魔の証明に持ち込んできました。事実上のギブアップでしょう。

岡氏以外にも何の証拠も出さずにお気持ちで中国語の「黒鬼」を良い意味だと勝手に解釈する人が多く、私は数多くのバッシングを受けました(マジで意味不明)。

私以外にも以下のように中国語を理解する方がこのように言ってくれているのに、東大准教授だの仏教学者だのの肩書き2人とも中国語を知らない)を信用する権威主義者たちが多くて困惑しました。


2. 【ポルトガル語編】 manhas boas のおかしな解釈

  • 岡氏の主張:
    「algumas manhas boas」は「資質に優れている」と訳すべき

  • Naotoの指摘:
    岡氏が辞書で参照しているのは語順が逆の「boas manhas」の用例であり、文脈的にもおかしく既存訳「いくらかの芸ができる」の方が適切

  • 結果:
    反論なし

岡氏は私の指摘に反論せず、冒頭で紹介したように今でも「史料を丁寧に読めば平均以上に立派な弥助像ができてしまう」とキラキラ弥助像を吹聴し続けています。

岡氏は「manhas boas」に語順が逆の「boas manhas」の用例を当てはめています。

また、algumas (いくつかの) で明確に数えていると考えられるのに「資質」という抽象的な言葉にしてしまっています。

岡氏は丁寧に史料を読んでいると言えるのでしょうか


3. 【ポルトガル語編】 岡氏、自分で辞書引いてない説

  • 岡氏の主張:
    ポルトガル語「manhas」がラテン語「manus」の派生語かはわからない

  • Naotoの指摘:
    岡氏が引用した辞書の「manha」の一行目に「ラテン語の『manus』から派生していると思われる」と書かれてあるのに、なぜわからない?自分で辞書引いてないのでは?

  • 結果:
    反論なし

自分で既存訳は誤訳だとSNSで大々的に断罪している箇所の、問題となっている語の1行目を岡氏が読んでいないなんてありえるでしょうか

岡氏が参照した「boas manhas」の用例のわずか1ページ前ですよ。

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他のポルトガル語研究者から送られてきた辞書の画像をそのまま上げたんじゃないかと私は勘繰っています。

補足: 岡美穂子先生、ChatGPTを恫喝した説
これに併せて岡美穂子先生、ChatGPTを恫喝した説もあります。こちらも面白いのでぜひ読んでみてください。

岡氏はChatGPTの履歴を上げるだけで恫喝疑惑を簡単に否定できましたが、なぜかしませんでした


4. 【ポルトガル語編】 he grande, & excessivo o desejo のおかしな解釈

  • 岡氏の主張:
    he grande (大きい)」は弥助の特性であり、既存訳はこれが抜け落ちてしまっている

  • Naoto の指摘:
    he grande, & excessivo(大きくて過剰な)」が「o desejo(願望)」にかかっており、既存訳の方が適切

  • 結果:
    「[ , &] で文が区切られる」という支離滅裂な反論をされる

岡氏の以下の反論はもうめちゃくちゃです。もはや言語を専門としている人が言ってはいけないことを言っていると思います。

古典ポルトガル語ではなく、現代英語でこんなことを言ったら大炎上すると思います。


5. 【ポルトガル語編】 [ , &] で文が区切られるという、自己矛盾している支離滅裂な反論

上の続きです:

  • 岡氏の主張:
    [ , &] で文が区切られるからやはり既存訳は誤り

  • Naoto の指摘:
    岡氏自身が以前[ , &] で文を区切らずに解釈していたのに、適当なことを言うんじゃありません

  • 結果:
    岡氏「ハイハイ、もうメンドクサイなぁ」

実は岡氏は、1つ前に私が指摘した内容 「tinha muitas forcas, & algumas manhas boas」を「had A and B」の構造、つまり[ , &]で文を区切らない解釈をしていました。

既存訳も「非常に力があり、いくらかの芸が出来る」と「had A & B」の構造として解釈しています。

それなのに、岡氏は突然「[ , &] で文が区切られる」と言い出しました。

こんな突拍子もない言い訳で素人を騙せると思ったのでしょうか。

「ハイハイ、もうメンドクサイなぁ」ではなく、丁寧に史料を読んでほしいです。研究者でしょ。

ちなみに tentaQ4 さんが[ , &] で文が区切られていない例を挙げてくれていますが、岡氏は反論していません



6. 【ポルトガル語編】 どうしても[ , &] で文が区切られることにしたい岡氏

  • 岡氏の主張:
    [ , &] で文が区切られるから、やっぱり自分が以前訳した「力と資質」は誤りだった

  • Naoto の指摘:
    [ , &] で文が区切られるという主張は変えないんですね、そうであれば「, & excessivo o desejo ~」以降に動詞がなくなり、文が成り立たなくなってしまいますが、それは?

  • 結果:
    反論なし

彼女は「[ , &] で文が区切られる」という自身の出まかせを撤回しませんでした

撤回してしまったら「he grande, & excessivo o desejo」を「切望」と訳した既存訳は誤り、という岡氏の主張の根拠がなくなってしまいますからね。

そのため、以前岡氏が「tinha muitas forcas, & algumas manhas boas」を「had A & B」と解釈したのも誤りだったと修正しました。

既存訳を誤訳だと断罪していたのに、既存訳に引きずられたは実に苦しいです。

ですが、それと同じように今回問題の文を[ , &] で区切って解釈すると、後ろの「& excessivo o desejo ~」以降から動詞がなくなってしまいます

岡氏は私のこの指摘に答えませんでした。典型的な嘘を嘘で塗り固めて破綻している状況です。

私のこちらのポストでこの議論についてまとめています。


7. 【ポルトガル語・英語編】 岡氏は名詞句や名詞節だけで文が成立すると思っている?

信じたくはありませんが、岡氏は動詞がなくても名詞句だけで文が成立すると思っていた可能性もあります。

以前、岡氏が長谷川珈さんの無理な英文解釈をリポストしていました。

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しかしながら、長谷川さんのこの解釈では、ロックリー氏が矛盾したことを言っていることになります

そもそもニュース記事のようなフォーマルな場面で、名詞節(whether節)だけで文が成立するなんておかしいです。

岡氏がこの英文解釈を正しいと思ってリポストしたのならば、イエズス会の文書やニュース記事のようなフォーマルな場面で、名詞句や名詞節だけで文が成立すると思っていることになります。

岡氏は常日頃からこんな風に気合いで(笑)外国語を解釈しているのでしょうか?

このリプライを見てみると塩コショウ感覚で接続詞を補っています。どうやらこれが平常運転のようです。

今までの岡氏の翻訳や研究も大丈夫そ?と心配になりました。


8. 【英語編】 「人並み以上」の訳語が extraodinary で良いわけがない

  • 岡氏の主張:
    人並み以上」の訳語は extraordinary(並外れた) で良いでしょうかね

  • Naotoの指摘:
    良くなくて草

  • 結果:
    反論なし

東大准教授がなぜこんなに適当なことばかり言うのでしょうか。

古典ポルトガル語ならワンチャン素人を騙せるかもしれませんが、英語はそうもいかないと思います。

受験英語を勉強した人ならば、岡氏がどれだけむちゃくちゃなことを言っているかわかると思います。

ちなみに上記のポルトガル語編は、これ以上にむちゃくちゃなことを言っています。


9. 【古文編】 「器量なり」の解釈

  • 岡氏の主張:
    私は「器量なり」を「イケメン」だと解釈する

  • Naotoの指摘:
    根拠は?現代語訳版は2つとも「体格が良い」であり、その方が自然だと私も感じるが、なぜその訳語にしたのか?

  • 結果:
    根拠の提示なし

会話が成り立っていません。

岡氏の「器量なり」の解釈で面白いのは、それぞれ岡氏の共著・編著である『大航海時代の日本人奴隷』『つなぐ世界史2』翻訳が異なっていることです。

  1. 『大航海時代の日本人奴隷-増補新版』(2021):
    太田牛一の『信長公記』にも、黒人彌介の皮膚の色が牛の皮膚のようで、年は一六、七歳であると書かれている。その記録には、彌介は穏やかな気性であると記される。

  2. 『つなぐ世界史2』(2023):
    太田牛一は『信長記』(『信長公記』,尊経閣本)で「黒坊の年頃は 26,7歳,十人力で、全身が真っ黒で,容姿に優れていた」と叙述する。

『つなぐ世界史2』で弥助について書いたのはロックリー氏ですが、岡氏が編集者権限により改稿しており、問題のある記述は一切ないそうです。

現在の岡氏のお気持ちによれば「イケメン」なんでしょう。根拠はなくても

現代語訳『信長公記』は中川太古訳も、榊山潤訳も、それぞれ「立派な体格」「みごとな体格」と訳しています。日本人が普通に読んだらこうなると思います。

岡氏が根拠を答えなかっただけなのに、 冒頭で紹介したように、つい最近になって「アンチが受け入れなかった」と歴史修正していました。

ちなみに、この2つの著書で弥助の年齢も異なっています。その理由は、以下のX記事をご覧ください。


10. 【漢文編】 仏陀黒人説

  • 岡氏の主張:
    西洋人が仏像とカフル人の関連付けを書いていた
    というのは、軽くはない事実

  • Naoto の指摘:
    そもそも仏典に仏陀は金色だと書かれている

  • 結果:
    反論なし

トーマス・ロックリー氏が、弥助は大黒天だと思われていたなどとトンデモ説を吹聴していましたが、岡氏もそれに似たようなことを広めようとしていて呆れました

この弥助大黒天説仏陀黒人説の元ネタはまだまとめていないので、近いうちにまとめておきます。

「黒鬼」でもそうでしたが、岡氏はなぜかやたらと仏教を絡めようとしてきます。仏陀が金色だという仏教の基本的な知識も知らずに

仏教を知らないヨーロッパ人が黒い仏像を見て、それが黒人に似ていると思ったところで、それってヨーロッパ人の感想ですよね?で終わりです。

引用元のeich-yさんも指摘しているように、服まで真っ黒の仏像を見て、当時の日本人が仏陀を黒人だと思うでしょうか?

そんなわけありません。単に像の素材が黒かった、あるいは黒ずんでいただけであって、それが仏陀の肌の色ではないことくらいわかるはずです。

中世のヨーロッパ人は、青銅でできたキリスト像を見て、キリストの肌の色が青銅色だと思うのでしょうか?そんなわけないですよね。

それなのに、なぜ中世の日本人にはその程度の判断能力がないことになるのでしょうか。

岡氏は黒人の歴史を美化したいがあまりに、仏教徒に失礼なことを言っている自覚がありません。


岡氏に対して思うこと

岡氏の珍説はまだまだありますが、とりあえずここらへんにしておきます。

以降は私が岡氏について思うことをつらつらと書いていきます。

岡氏の研究能力について

中国語や英語は専門外だから仕方ないとして(英語は仕方なくないかも)、岡氏のポルトガル語の研究能力には疑問が残ります

岡氏は私のポルトガル語を「生半可とすら呼べない知識」と言っていました。

はい、確かに私は調べながらポルトガル語を分析したので、生半可とすら呼べない知識なのかもしれません。

しかし、岡氏はその生半可とすら呼べない知識からの指摘に反論できていません

岡氏のポルトガル語の知識は、その生半可とすら呼べない知識以下だということになりませんか?

単に正しく読めないのならば、東大史料編纂所の准教授としてどうなのという話です。

あるいは、自分の解釈がおかしいとわかっていながら無理な解釈を吹聴しているのであれば、それはそれで問題です。


常に周りを見下す岡氏

ついこの間も、私に対して「付焼刃もたいがいにした方がいい」「雑魚」と言っていました。

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岡氏(とその取り巻き)はどうも「自分は優れていて、周りは劣っている」と思いたいあまりに、認知が歪んでいるように見えます。

黒人の歴史を美化しようとしている人々に関して、以下のBiX氏の動画が参考になります。

お前は差別主義者だっていう奴らってさ
差別を反対する私は善で その反対の行いをしているお前は差別主義者だから悪だっていうレッテル貼りでしかないじゃないですか

https://x.com/BiX49686038/status/1846511371485392989

岡氏は、周囲の人間が人種差別をしていることにして偏見なく黒人の歴史を見ることのできる私」に酔いしれているだけではないでしょうか。

だからこそ私の指摘に「『黒鬼』にそんな意味があるはずない!お前は人種差別主義者だからそんな解釈をするんだ!」などと変なスイッチが入って、根拠のないことばかり言っていたのではないかと推測します。

私からすれば「黒鬼」なんていう中国語での差別用語を気軽に使ってる方が、人種差別主義者に映りますけどね(だから忠告してあげたわけですし)。

実際に中国では逮捕者も出ています。

日本語という「偏見」を通して、中国語がわからない仏教学者の受け売りの「付焼刃」で中国語の意味を勝手に解釈していたのは、岡氏の方です。


リスペクトを払わない人間に歴史を書き換えられたくない

無意識に他者を見下し、自分は優れていると思いたい人間は、他国の言語や文化、歴史、宗教にもリスペクトを払いません

平気で中国語の意味を自説に都合よく捻じ曲げるし、仏陀が黒人だと思われていたことにしたがります。

岡氏のマインドは、伝説の黒人侍・YASUKEを作り上げたい人たちのマインドと似ていると思います。

外国の言葉も歴史も宗教も、自分たちがいかに道徳的に優れているかを示す道具に過ぎない、そんな人たちに歴史を恣意的に書き換えてほしくはありません

雑魚」とまでは言いませんが、私は岡氏のことを「地位だけはある人」だと思っています。

岡氏はなぜ東大史料編纂所のポストに就けたのでしょうか。東大七不思議の一つに入ってそうです。


グローバルヒストリー界隈への批判

岡氏のご主人、ルシオ・デ・ソウザ氏(2014)の主張:

Existiam também escravos adquiridos por japoneses, os quais não eram para ser exportados, mas para servirem no Japão. Os japoneses, além de fornecerem aos portugueses escravos de origem chinesa, japonesa e coreana, tinham particular interesse em adquirir escravos africanos da região de Moçambique e da região do Malabar. Esta situação é perfeitamente identificável nos biombos nanbam, nos quais vemos inúmeros escravos e criados dos portugueses com fisionomias de diferentes regiões de África, Índia e Sudeste-asiático. Relativamente aos japoneses cristãos que compravam escravos, os jesuítas tinham instruções precisas para não questionarem a legitimidade do cativeiro destes escravos, para poderem continuar a ser favorecidos pelos japoneses 19.
19: BNM, Jesuitas, Legajo 21, fl. 48.

翻訳 (ChatGPTを使用):
日本人によって購入された奴隷も存在しており、これらは輸出用ではなく日本国内で仕えるためのものでした。日本人は、ポルトガル人に中国人、日本人、朝鮮人の奴隷を提供するだけでなく、モザンビーク地域やマラバール地方出身のアフリカ人奴隷を特に求めていました。この状況は南蛮屏風においても明確に見られ、多くの奴隷や召使いがポルトガル人に付き従い、アフリカ、インド、東南アジアのさまざまな地域の特徴的な顔立ちをしている様子が描かれています。奴隷を購入する日本のキリスト教徒に関しては、イエズス会が日本人からの好意を得続けるため、これらの奴隷の身分の正当性について問いたださないよう厳密な指示を受けていました 19。

Lúcio de Sousa, Escravatura e diáspora Japonesa nos séculos XVI e XVII, NICPRI, 2014, p.220


このトンデモ説は訂正されることなく、ほぼ同じ内容で彼の別の英語の著書(2018)でも述べられています:

The Japanese also acquired many slaves whom they did not intend to export. In addition to providing the Portuguese with Chinese, Japanese, and Korean slaves, the Japanese had a particular interest in acquiring African slaves from Mozambique and Indians from the Malabar region. This is perfectly clear from the nanbam screens, on which numerous slaves and servants of the Portuguese with different African, Indian, and Southeast Asian physiognomies can be seen. In regard to Japanese Christians who bought slaves, the Jesuits had specific instructions to abstain from questioning the legitimacy of such slaves’ captivity, in order to continue being favored by the Japanese.

翻訳:
日本人もまた、輸出するつもりのない多くの奴隷を手に入れていた。ポルトガル人に対して中国人、日本人、朝鮮人の奴隷を提供したことに加え、日本人は特にモザンビーク出身のアフリカ人奴隷やマラバール地方出身のインド人奴隷を手に入れることに興味があった。このことは、アフリカ系、インド系、東南アジア系などの様々な顔立ちを持つ、多くのポルトガル人の奴隷や召使が描かれた南蛮屏風からも明らかである。奴隷を購入した日本人キリスト教徒に関しては、イエズス会士には日本人からの好意を得続けるために、これらの奴隷の拘束の正当性について疑問を呈さないようにという特別な指示があった。

Lúcio de Sousa, The Portuguese Slave Trade in Early Modern Japan : merchants, Jesuits and Japanese, Chinese, and Korean slaves, Studies in Global Slavery, Vol.7, Brill, 2018, p,272

こんな適当なことを言っても何の批判・修正も行われないのがグローバルヒストリー界隈なのでしょう。

岡氏は自分が言うことは常に正しく、SNSで一般人に反論されるなんて思っていなかったのだと思います。

彼女は、気づかぬ内に裸の女王様になってしまったのかもしれません。

以下の動画では、岡氏は周りがそれで納得する人間ばかりのコミュニティーに所属しているのだろうと推測しています。

まさにその通りだと思います。


こんな“研究”に税金が投入されるべきなのか疑問

この岡美穂子氏批判資料ツリーに全面的に同意します。

私たちのような一般人がなぜ無報酬で弥助に関する歴史的事実を追っているのか、ときどきわけがわからなくなります。

書籍代や、図書館に行くまでの交通費や資料のコピー代など、積もり積もってわりと馬鹿にならない出費になりました。

何よりも、グローバルヒストリアンたちが適当に提示する解釈や資料を読み解く時間と労力計り知れませんでした

一方、岡氏は我々の税金からお給料を貰っておきながら、東大准教授の肩書きを使って、史料から読み取れもしないキラキラ弥助妄想をSNSで垂れ流しているだけです。

「たぶん、ロックリーさんの『弥助』研究の各パーツの正誤判断をできるのは、地球上に私くらいしかおりません」とか言っていたにもかかわらず、ロックリー論文すら読んでいません

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おまけにご主人と共に黒人奴隷流行説を世界に広めています(『大航海時代の日本人奴隷』は韓国語にもなっているようです)。

妄想を垂れ流すのは研究ではありません。

こんな国際問題を引き起こしかねない“研究”に、税金を投入する価値があるのか甚だ疑問です。


東京大学への失望

年末に、家から近いこともあり、東大に散歩しに行きました。

大学一年生のときに、東大に行った高校の友人に会うために五月祭に行ったとき以来でした。

その友人のことは今でも尊敬していますし、当時は重厚な雰囲気のキャンパスに「流石」といった印象を受けました。

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けれど、今東大に行ってもそういった印象は全く持てませんでした

東大は日本一の大学のはずです。日本中の人が東大を知っていて、尊敬し、期待していると思います。

東京大学史料編纂所は、文字通り日本の歴史を背負っている、重要な研究機関のはずです。

素人に詰められて自説の根拠を提示できないような人史料編纂所の准教授だとは、世間が認めても、私は認めません。

この会話では、岡氏がそれまでずっと「誤植」だと言い張ってきた『大航海時代の日本人奴隷』中の弥助の年齢間違いについて、孫引きだったことを認めました。

今回の記事では取り上げませんでしたが、東大准教授が孫引きとかありえんだろ

なんでこんな「孫引きしてますけど、何か?」みたいな偉そうな態度なんでしょうか。認められるだけエラいのかもしれませんが。

グローバルヒストリー界隈(魔境)では孫引きくらい当たり前なのかもしれませんが、立命館大学日本史学専攻では孫引きをしたら直ちに落第だそうです。

多くの税金が投入されている、日本トップの東京大学の研究は、落第レベルなのでしょうか。

あんまりがっかりさせないでほしいです。


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三四郎池と私(部屋着で失礼笑)

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【これが東大准教授!?】岡美穂子氏の信じられない珍説10選!|Naoto
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