朝ドラ「おむすび」結（橋本環奈）の病院にも「ドクターX」が！ 蒲田（中村アン）に「大阪の大門未知子」「意識してるキャラ？」

NHK連続テレビ小説「おむすび」の第95回が14日、放送され、中村アンが演じる外科医の蒲田令奈が、人気ドラマ「ドクターX〜外科医・大門未知子〜」（テレビ朝日系）の主人公、大門未知子（米倉涼子）のようだとSNSで話題になった。

平成元年生まれのヒロイン米田結（橋本環奈）が栄養士として人の心と未来を結んでいく青春グラフィティー「おむすび」。どんなときも自分らしさを大切にする「ギャル魂」を抱き、激動の平成と令和をパワフルに突き進む姿を描く。この日は第19週「母親って何なん？」（第91～95回）の最終日で、結が担当していた糖尿病患者の磯山八重子（徳田尚美）が退院後、緊急搬送されてきた。検査の結果、すい臓に腫瘍が見つかり、蒲田が緊急手術をすることになった。

蒲田は、大阪新淀川記念病院の理事長に腕を買われて東京の病院から引き抜かれた外科医。丁寧な口調だが、自己中心的でもある。この日搬送された八重子の症状はかなりレアケースで、医師たちが対応を検討するなか、蒲田は「緊急オペするよ！」と即断。「私が切る。おなかの痛みもひどいし時間がないから、とっとと準備」と看護師らに指示し、八重子を担当していた結が駆け寄ると、「後で聞く」とだけ言って準備を始めた。

手術が終わり、駆け寄って来た結に、蒲田は「私がやったんだ。成功したに決まってるだろ」とキッパリ。「本当に良かった」と安堵した表情を見せる結に、「良くない、ちゃんと検査してれば、こうなる前にすい臓の病変に気付けたはず。だから見逃した担当医と看護師、チビるほど説教しといた」というと、「米田も食事療法してて何も気づかなかったの？」と詰問。結はこの言葉にショックを受け、自分が思い上がっていたと落ち込んでしまった。

「ドクターX」の未知子といえば、どんな困難の患者を前にしても「私、失敗しないので」と言ってのけ、大手術を成功させてしまうフリーランスの外科医。この日、「成功したに決まってるだろ」と言い放った蒲田に、未知子を思い出した視聴者が続出した。SNSには「鎌田先生が大門未知子先生みたい」「大阪の大門未知子ことカマタ」「蒲田先生ドクターXか」「失敗しないドクターXがこの病院にも…」などの声。また「私は失敗しないとか言ってたのも他局にあったなw」「やっぱ意識してるキャラだよね？」とツッコむ視聴者もいた。