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佐賀県立大設計費などに3億3106万円計上 県議会が開会、当初予算案を上程

 佐賀県議会2月定例会が14日開会し、総額5130億2100万円の2025年度一般会計当初予算案など65議案が上程された。

 予算案は、2029年度開学予定の県立大の新校舎設計費などに3億3106万円を計上したほか、県内企業の従業員の奨学金返還を支援する補助事業費1063万円も盛り込んだ。

 山口祥義知事は提案理由説明で、人材確保や育成に重きを置いた予算編成となったことを強調し、「若者の県内就職の促進と定着は重大な課題」と述べた。また、気候変動など国際社会が抱える問題にも言及。「不確実性を増す世界で、人材育成によりイノベーションを起こし、新たな価値をつくっていこう、との思いを込めた」と説明した。

 会期は3月17日までの32日間。代表質問は2月21日、一般質問は同26~28日。

 (田中早紀)

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