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世界各国はきょう、どのようなニュースを伝えているのか？ひとつのニュースでも、国が違えば視点も変わってきます。日本時間の深夜から早朝にかけて次々と入ってくる世界の１９の国と地域、２４放送局のニュースをダイレクトにお伝えし、キャスターが詳しく解説。朝一番、きょうの世界を立体的にお伝えする国際ニュース番組です。

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【“汚職撲滅法”施行へ～揺れる韓国接待文化】来月２８日、韓国で公務員に対する利益供与を制限する新たな法律が施行される。一定額を超える金銭授受や贈答、接待をした双方に刑事罰を科すという法律だ。公務員の不正や腐敗を追求する国民の声に応えて成立した。施行については、国民から歓迎の声が上がる一方、接待を柱としてきた老舗韓国料理店が閉店に追い込まれる例も。大きな転換を迫られる韓国社会の現状を伝える。

【“追加利上げ”はあるのか～米金融政策の行方】世界各国の中央銀行関係者が集まるシンポジウムが２６日、米ワイオミング州で開催され、ＦＲＢ＝連邦準備制度理事会のイエレン議長が“追加の利上げ”の前向きな検討に意欲を示した。その背景には堅調なアメリカ経済の推移があるが、一方で将来に対しての懸念材料も山積している。特集ワールドＥＹＥＳは、アメリカの実体経済の実情と合わせて、追加利上げの９月実施の可能性に迫る

「米国で出版～初めて知る被爆実態～」アメリカによる広島・長崎への原爆投下から７１年、今年５月に、オバマ大統領が現職の大統領として初めて広島を訪問した。米国内では、今も原爆投下の正当性を信じる人たちが過半数を占める。こうした世相に一石を投じようと、米国人女性作家が長崎の被爆者の実情を紹介する本を出版、評判となっている。米国の教科書には記載されない原爆の実際の破壊力を知った人々の変化は？

【トルコ・クーデター未遂後の国際関係】トルコでは、７月１５日のクーデター未遂事件後、エルドアン政権が首謀者と断定するイスラム教指導者ギュレン師の支持者に対する徹底的な摘発を進め、欧米諸国とのあつれきが生じている。他方、ロシアとの関係を修復、シリア領内のクルド人組織の拠点を越境攻撃するなど、国際関係にも影響が出始めている。クーデター未遂事件がトルコの外交と内政に与えている変化を分析する。

【映画で見つめる世界のいま・女性の肖像】東京大学大学院教授の藤原帰一さんとともに、各国の注目映画を通して、背景にある政治や社会を読み解くコーナー。今回は、女性の人生を描いた２つのドキュメンタリーを紹介する。大女優の知られざる素顔に迫る「イングリッド・バーグマン～愛に生きた女優～」。１９６０年代、アメリカを席巻した伝説のロックシンガー、ジョプリンの孤独な魂に迫る「ジャニス：リトル・ガール・ブルー」。

【＠ＮＹＣ】ＮＹの旬の話題や出来事をお伝えする＠ＮＹＣ。人気歌手のアリシア・キーズさんが先日、“公の場”である世界最大級のイベントにノーメイクで出演し、話題になっています。今、なぜノーメイクが盛り上がる？マイケルが街で聞きます。後半は、ＮＹで注目の操り人形師、リッキー・セイヤーズさんをご紹介。一風変わった人形たちと、気が向いたときに公園でパフォーマンスするリッキーさんの自在な生き方を追います。

【香港立法会選挙　自治の行方は】香港で民主的な選挙を求めて行われた“雨傘運動”が当局により強制撤去されてから２年。中国政府が標榜する「１国２制度」形骸化への危機感が漂うなか、今月４日、香港の議会にあたる立法会の選挙が行われる。果たして、香港の高度な自治は確保できるのか？香港の民主化の行方と中国政府の戦略は？現地からの中継を交え専門家とともに読み解く。

【ドイツ地方選挙で反難民政党が躍進】４日に行われたドイツ東部、メクレンブルク・フォアポンメルン州の議会選挙。難民や移民の受け入れに反対する新興政党「ドイツのための選択肢」が躍進した。７月以降、難民による凶悪事件が相次ぎながらも、積極的な移民・難民の受け入れ政策を続けるメルケル政権への批判の声を取り込んだ形となった。特集ワールドＥＹＥＳは、選挙結果がもたらす国政への影響について現地から詳しく伝える。

【エジプト～説教大論争～】過激派組織ＩＳ＝イスラミックステートが関わるテロが相次ぐエジプトでは、政府が７月、宗教指導者が行う説教の内容を統一することにした。これは、モスクで一部の指導者が過激思想を広めている事への対応だが、市民からは、画一的な内容に興味を失い、かえって、過激派組織を利する事につながるとの論争が起きている。特集・ワールドＥＹＥＳはイスラム教の説教をめぐるカイロの現状を伝える。

【ヤサイ外相に聞く　フィリピンの選択】６日から開催されているＡＳＥＡＮ首脳会議。注目はフィリピンだ。ドゥテルテ大統領は、中国との二国間対話を再開する方針を示し「スカボロー礁の漁業者の権益は守る」とする一方、首脳会議では南シナ海問題を提起していない。背景には何があるのか。ヤサイ外相らの発言を分析し、フィリピンが何を求め、どう戦略を立てているのかを考える。

【サンゴ礁破壊する“毒物漁法”】世界中で人気を集める観賞用の熱帯魚。その多くを輸出しているフィリピンやインドネシアでは、猛毒のシアン化合物を使った違法な漁が横行している。サンゴ礁に散布し、魚を麻痺（まひ）させて捕獲するのだ。１匹捕まえるのに１平方メートルのサンゴを死滅させるとも言われている。深刻な環境破壊をもたらす「毒物漁法」の実態をフランスＦ２のリポートと専門家のインタビューで伝える。

【＠ＮＹＣ】ＮＹの旬の話題や出来事をお伝えする＠ＮＹＣ。さまざまな人種が集まるＮＹで欠かせないのが、差別や偏見が含まれていない言葉遣いや態度。しかしモラルスタンダードが厳しくなった昨今、思わず間違ってしまうことも…。マイケルが街でその失敗談などを聞きます。後半は、ＮＹで流行の最先端を行くお酒「ミード」（蜂蜜酒）についてです。人類最古の酒とも言われるミードをオシャレによみがえらせた仕掛け人を追います

【シリアの市民救助隊“ホワイト・ヘルメット”】いまだ内戦が続くシリア。先月、空爆により破壊された建物から救出される少年の映像が世界中に衝撃を与えた。その少年を助け出したのは、“ホワイト・ヘルメット”と呼ばれる市民たちだけで結成された救助隊だ。シリア各地で自らの命を危険にさらしながら市民の救助を続ける彼ら。鬼気迫る活動の様子を伝える米ＰＢＳのリポートを通して活動の実情に迫る。

【メッカ大巡礼～イラン人信者の行方】イスラム教徒が年に一度行うサウジアラビア・聖地メッカの巡礼が今月１０日から始まった。毎年、世界各地から２００万人を超えるイスラム教徒が集まるが、ことしは、サウジアラビアとイランとの国交断絶で、イラン人が巡礼に参加できなくなった。絶望にうちひしがれるイラン人が取った選択とは？特集ワールドＥＹＥＳは、メッカ巡礼の様子と宗派による中東各国の新たな連携について伝える。

【変わる“模倣品大国”中国】驚異的な経済成長の裏で模倣品や海賊版が横行する「模倣品大国」と言われてきた中国。しかし、近年、政府の取り締まり強化などの影響もあり、模倣品を扱う店舗数は減少傾向にある。そうした中、模倣品を製造してきたメーカーの間では、自主開発による商品生産の動きが活発になっている。特集ワールドＥＹＥＳは、生き残りのため起業家と連携も試みる中国企業の実情を伝える。

【映画を通じて難民問題を考える】迫害や紛争で家を追われた難民は世界で６５００万人。今月１７日から「第１１回ＵＮＨＣＲ難民映画祭」が仙台、東京など４都市で開催される。ミュージシャンになる夢をかなえようと必死に生きるアフガニスタン難民の少女やアフリカで難民のための医療で活躍する医師を描いた作品などを紹介するとともに、シリア難民が暮らすレバノンの最新取材を加えて、日本は何ができるのかを考える。

【アメリカで逆風　ＴＰＰの行方は】ことし２月、参加１２か国が署名したＴＰＰ＝環太平洋パートナーシップ協定。発効に向け、各国が国内手続きを進める中、交渉を主導したアメリカでは、反対の動きが強まっている。大統領選挙を戦うクリントン・トランプ両候補は、ともにＴＰＰに反対の姿勢を表明。議会でも慎重論が拡大し、承認の見通しは立っていない。はたしてＴＰＰは発効するのか。アメリカ国内の動きを追う。

【＠ＮＹＣ】ＮＹの旬の話題や出来事をお伝えする＠ＮＹＣ。会社に定年制がないアメリカでは、引退の時期はそれぞれ自分で決めます。“あなたは何歳まで働く？”“引退後の第二の人生は？”マイケルが街で聞きます。後半は、寿司や刺身以外の魚の食べ方を広めたいと最近オープンした日本風の鮮魚店について。店頭には、しょう油漬けなど家で調理できるものも。日本の家庭料理にまで興味が広がっている、ＮＹの食の最新事情です。

【香港　急進政党を支持する若者たち】９月４日に投票が行われた香港の議会にあたる立法会の選挙。定数７０のうち、民主派と本土派が合わせて３０議席を獲得、重要な議案の否決権を維持した。注目は香港の独立といった急進的な主張をする本土派。今回、初めて３議席を獲得、その支持層の中心は若者たちだ。なぜ彼らは急進的な主張を支持するのか？その背景に迫り、今後の香港政治の行方を展望する。

【日ＥＵ・ＥＰＡ交渉　合意への“鍵”は】日本とＥＵが交渉を続けるＥＰＡ（経済連携協定）。年内の大筋合意を目指すが、双方が主張する自動車や農産物などで交渉が難航している。そうした中、ＥＵのヨーロッパ委員会で投資や貿易を担当するカタイネン副委員長が交渉推進のため来日した。ＥＵ各国で自由貿易への反発が広がる中で事態打開への道は。来日直前の副委員長へのインタビューから日本・ＥＵのＥＰＡ交渉の行方を探る。

【仏大統領選　野党共和党の候補者は】来年の春に行われるフランス大統領選挙。現職のオランド大統領が、経済の低迷や相次ぐテロで、支持率を下げる中、注目される最大野党・共和党の候補者リストが２１日、発表された。サルコジ前大統領とジュペ元首相が最有力と見られ、１１月の予備選挙に向け、経済政策や移民政策を争点に、激しい戦いを繰り広げている。フランス大統領選の最新情勢をパリからの中継を交え、詳しく伝える。

【＠ＮＹＣ】ＮＹの旬の話題や出来事をお伝えする＠ＮＹＣ。先週マンハッタンの中心部でおきた爆発事件、緊迫したメディアの反応に比べ、市民の受け止め方は比較的冷静と言われています。そこでマイケルが街に出て、その理由を市民に聞きます。後半は毎年恒例の「屋台料理コンテスト」について。今年新設された、乳製品も使用しない厳格な菜食主義のヴィーガン部門に注目、果たしてどんな屋台料理が勝ち抜くのか？

【温暖化対策最前線～二酸化炭素を石に】地球温暖化対策のひとつとして注目される「ＣＣＳ＝二酸化炭素・回収＆貯留」技術。６月にアイスランドで行われたＣＣＳ実験で二酸化炭素を地中の岩盤に注入、炭酸カルシウムとして定着させることに成功した。世界各国に温室効果ガスの更なる削減目標設定が求められるなか、この技術は突破口になるのか？アメリカＰＢＳのリポートを交え、ＣＣＳ技術の可能性や課題を専門家ともに考える。

【核兵器抑止なるか～国連の試み～】ニューヨークで開かれている国連総会。難民などと共に注目されているのが核兵器をめぐる問題だ。アメリカのオバマ大統領は任期最後の首脳演説で、「核兵器なき世界」への強い決意を改めて表明。安全保障理事会では、ＣＴＢＴ＝包括的核実験禁止条約の発行を促す決議も採択された。北朝鮮による核兵器の脅威が増すなか、その役割が改めて問われる国連の動きを現場から伝える。

【豪ドッグレース廃止の波紋】オーストラリアで８０年以上の歴史があるドッグレース。家族全員で楽しむ人気のギャンブルだが、ウサギなど生きた動物を使って訓練していることや、レースに出場できなくなった犬が年間４０００頭以上も殺処分されていることが発覚、大都市シドニーのあるニューサウスウェールズ州政府が、来年６月でレースの全面廃止を決定した。レース廃止に動揺する関係者らの表情と社会への影響について伝える。

【ＥＵで強まる節税企業への追及】先月末、ＥＵの欧州委員会はアイルランドがアップルに適用してきた税の優遇措置が違法だとして、最大で約１兆５０００億円の追徴課税を命じた。アイルランドのように低い税率を武器に企業誘致を進める国がある一方、ＥＵは域内の競争条件を均等に保つために監視を強めている。国際機関、国家、グローバル企業の間で激しさが増す税金を巡るせめぎ合いの背景を読み解く。

【＠ＮＹＣ】今週行われた大統領選の討論会、果たしてどちらが優勢だったのか、世論調査やメディアによってまちまちでした。そこで今回はトランプ・サポーターを中心に、トランプ氏が討論会でよかった点について聞きます。後半は、落書きアートの街・ブッシュウィック地区を散策します。伝説のグラフィティー・アーティスト、キース・ヘリングの作品や、さまざまな缶スプレーを売る店など、芸術の秋ならではの小さな旅です。

【コロンビア和平成立か？国民投票の行方】半世紀以上にわたり２０万人以上が犠牲になったコロンビアの内戦も、４年間の交渉を経て、先週ようやく、政府と反政府ゲリラ組織「ＦＡＲＣ」が和平合意に至った。２日には、その賛否を問う国民投票が行われ、合意成立の可否が決まる。特集・ワールドＥＹＥＳは、現地からの最新情報を交え、和平合意の注目点や今後の課題を伝える。

【“ヒラリー大統領”に死角はあるか？】投票日まで残り５週間を切った米大統領選挙。民主党クリントン候補は、第１回テレビ討論会を無難にこなし、共和党トランプ候補をリードしている。しかし、過去のメール問題や健康問題、保守勢力からの根強い反発などから、オハイオ州やフロリダ州などでは激戦が続いている。激戦州の最新情勢を中心に分析し、“ヒラリー大統領”勝利への条件を読み解く。

【映画で見つめる世界のいま　紛争地に生きる】東京大学大学院教授の藤原帰一さんとともに、各国の注目映画を通して、背景にある政治や社会を読み解くコーナー。今回は紛争地を舞台にした２つの作品を紹介。パレスチナのガザ地区で歌手になる夢をかなえようとする少年を描いた「歌声にのった少年」。旧ソ連ジョージアの紛争の最前線にある川の中州で、トウモロコシを育てる老人と少女を描いた「とうもろこしの島」。

【旬の話題をお届け！＠ＮＹＣ】来週月曜日はコロンブス・デー。アメリカ大陸への到達を記念する日ですが、同時に「先住民虐殺が始まった日」として異論も出ています。果たしてＮＹ市民の意見は？後半は芸術家マリー・マッティングリーさんをご紹介。発表したパブリック・アートの数々はＮＹで話題になっています。最新作は、川を舞台に、誰もが自然の恩恵を受けられるように、というもの。果たしてどんな作品？お楽しみに！

【米大統領選　人種を巡る争い】来月投票が行われるアメリカ大統領選では、人種問題も大きな争点になりつつある。多数派から少数派へ転落することへの危機感から、白人の権利を声高に訴えるグループが現れ、トランプ候補を強力に応援している。白人至上主義団体ＫＫＫの元リーダーは、トランプ氏との共闘を掲げて上院議員選に立候補し、若い白人層の支持を集めている。人種の分断を助長しかねない不穏な動きをリポートする。

【山澤キャスタートルコ報告（１）クーデター“粛清”で社会は】世界に衝撃を与えたクーデター未遂事件から３か月。揺れ動くトルコの今を、現地で取材した山澤キャスターが３日にわたって報告する。初日はクーデターに関わったとして、エルドアン政権が行っている公務員やメディアに対する“粛清”について。突然解雇された学校の教師や、放送中止に追い込まれたテレビ局の取材を中心に、“粛清”の実態と社会の受け止めを伝える。

【山澤キャスター　トルコ報告（２）シリア難民の厳しい現状】激しい内戦が続くシリアから隣国トルコに押し寄せる難民の数は、これまでで最多の２５０万人にのぼり、いまだ増加を続けている。故郷を追われ命からがら逃げてきた難民の多くは言葉ができず、社会に適合するのが難しく、苦しい生活を強いられている。トルコのシリア難民たちの現状を山澤キャスターがレポートする。

【山澤キャスター　トルコ報告（３）脅かされる女性の人権】「母親の務めを拒否し、家庭を守れない女性は、仕事で成功しようが不十分だ」。イスラム色の強い政策を推し進めるエルドアン大統領の発言に女性たちが反発している。トルコ社会では男性優位の考え方が根強く、４割を超える女性が、夫や父親などから暴力を受けているというデータもある。虐げられる女性たちの実態と、こうした社会を変えようと声を上げ始めた人々を追う。

【旬の話題をお届け！＠ＮＹＣ】今週の大統領選討論会で両候補に質問をした“赤い服の人”ケン・ボーンさんが、大人気になっています。ニュース番組への相次ぐ出演や、赤いセーターが飛ぶように売れるなど、その人気の秘密を探ります。後半は、マンハッタンで９０年以上続く老舗の古書店「アルゴシー」についてです。店を守るのは本をこよなく愛する３姉妹。大都会のレトロな古書店の生き残りの秘密に迫ります。お楽しみに！

【争いをやめて団結を～詩に思い託すケニアの少女】東アフリカで堅調な経済成長を遂げてきたケニア。民主化の優等生とも呼ばれるケニアだが、選挙のたびに紛争が繰り返されてきた。来年８月に行われる大統領選挙を前に、人々は紛争の再燃を懸念しているという。そのケニアでいま、紛争を憂い、国民の団結を訴える少女の詩が注目を集めている。詩に込めた少女の思いと、紛争の構図からケニアが抱える課題を探る。

【過熱！中国“史上最大の住宅バブル”】中国では、都市部周辺や地方で過剰に建設された不動産が売れ残り、景気の足かせとなってきたが、昨年以降、中国政府は一連の住宅販売刺激策を講じ、個人や企業の投資を呼び込んで、大都市圏は史上最大と呼ばれる住宅投資ブームに沸いている。一方、広がる都市部と地方との経済格差はどのように解消されるのか？特集・ワールドＥＹＥＳは、過熱する中国不動産市場の実情と課題を伝える

【イスラエル流イノベーションの勧め】パレスチナとの紛争のイメージが強いイスラエル。しかしここ数年、先端技術を生み出す“イノベーション大国”としての側面が世界で注目されている。年間１０００社以上のスタートアップ企業が生まれ、巨大ＩＴ企業が拠点を置く理由はどこにあるのか。現地視察を行った日本の企業グループを通して、“中東のシリコンバレー”の実像を紹介する。

【日ソ国交回復から６０年～どうなる北方領土交渉】日本と当時のソビエトが国交を回復してから、今月１９日で６０年。しかし、日ロ間の北方領土問題は解決に至っておらず、平和条約も締結されていない。こうした中、ことし１２月にプーチン大統領の訪日が決定した。そして、日本のみならずロシア国内でも、北方領土問題に進展があるのではないかと、関心が高まっている。ロシア専門家の見解を元に北方領土問題の行方を展望する。

【ギリシャ　難民殺到の島はいま】去年１０月には１日６０００人もの難民が押し寄せたギリシャのレスボス島。トルコに難民を送り返す合意をＥＵが取り付けたことで、その数は１日１００人にまで減少した。しかし基幹産業の観光業は大きな打撃を受けたままだ。さらにＥＵとトルコの関係悪化による合意の破棄も懸念されている。ＥＵ首脳会議が開かれているブリュッセルからの中継も交え、難民問題の最前線を伝える。

【旬の話題をお届け！＠ＮＹＣ】ノーベル文学賞の発表後、反応を一切示さないボブ・ディラン氏。「なぜ沈黙を続けるの？」という質問に、本人になり代わって街中でＮＹ市民に答えてもらいます。後半は、ハロウィーンが近づくころ、ＮＹのあちこちに登場するお化け屋敷についてです。今回は、エンターテイメント・テクノロジーを専攻する工業大学生たちが製作するハイテクお化け屋敷をご紹介します。お楽しみに！

【続くポンド安～イギリス経済への影響】イギリスのＥＵからの離脱が決まってから約４か月。先行きへの不透明感から、通貨ポンドの下落が続いている。メイ首相は今月に入り、来年３月末までに離脱交渉を始める考えを明言。ポンドはついにおよそ３１年ぶりの安値を付けた。このままポンド安が進んだ場合、イギリス政府はどう対応するのか。特集ワールドＥＹＥＳは、実体経済の現状を踏まえイギリス経済の今後について考える。

【米大統領選を注視する投資家】アメリカ大統領選挙の候補者が激突したテレビ討論会。金融市場関係者らは、両候補者の一言一句に注目していた。なぜなら、候補者の支持率の変化がそのまま、株価に直結するからだ。特に投資家が注視するのが、アイオワ大学のビジネススクールが公表する『ＩＥＭ予測』。どの指標よりも精度が高いと評価を受ける。特集・ワールドＥＹＥＳは、大統領選挙の動向と金融市場の密接な関係について伝える。

【欧州で高まる銀行不安】先月、独最大手のドイツ銀行がアメリカで金融商品のリスクを詳しく説明せずに販売したとして、アメリカ政府から１兆４０００億円の罰金を要求されていることが発覚し、株価が急落。イタリアでも国内３位の銀行が膨大な不良債権の処理に難航するなど、ヨーロッパでは大手銀行の経営に対する不安から警戒感が高まっている。金融危機の火種になりかねないこの問題の背景や見通しを解説する。

【ＮＹの旬の話題をお届け！＠ＮＹＣ】小さいころから毎年のように、ハロウィーンでおばけの仮装をしてきたＮＹ市民は、果たしておばけを信じているのか？おばけにまつわる怖い体験談など、マイケルが街角で聞きます。後半は、ヤンキー・スタジアム界わいのジェローム通りを散策します。通り沿いには車の修理や整備関連の店が２００以上も並ぶ“オートパーツの街”の魅力を、マイケルがお届けします。お楽しみに！

【３時間で創業認可　ジョコ新経済戦略】インドネシアのジョコ・ウィドド政権が誕生してから２年、主力の石炭輸出産業が低迷する中、国内の景気浮揚策として、今年１月から新会社設立の許認可をわずか３時間で行う行政サービスを開始、これまで２兆円を超える投資を国内外から集めた。しかし、労働者も海外から受け入れるため、失業する国民もでてきている。特集・ワールドＥＹＥＳは、ジョコ政権２年の成果と課題について伝える。

【ロシアに広がるＩＳ戦闘員の脅威】アサド政権やアメリカ主導の有志連合の猛攻により、イラクとシリアにまたがる支配地域の縮小を強いられている過激派組織ＩＳ＝イスラミックステート。ロシアと旧ソビエト諸国からは最大７０００人が参加しているとみられるが、ロシア国内では帰還戦闘員によるテロの懸念が高まっている。特集ワールドＥＹＥＳは、テロ防止に注力する治安当局の現状と帰還戦闘員受け入れの試みを伝える。

【自動化すすむオランダの農業】日本の５０分の１の国土しかないオランダは、実はアメリカに次ぐ世界第２の農産物輸出国である。それを可能にしているのは、ハイテクの導入による徹底した自動化だ。３００頭の乳牛を飼育するのはわずか２人。搾乳からエサの補給、清掃まで、すべてを機械が自動で行い、高い生産性を誇っている。農産物輸出大国オランダを支える自動化の動きを、フランスＦ２のリポートと専門家の解説で伝える。

【＠ＮＹＣ「大統領選直前スペシャル」】来週火曜日に迫った投票日。数々の“失言”“暴言”が飛び交った今回の選挙戦、ＮＹ市民がキャッチフレーズをつけるとしたら？本人よりさらに過激！トランプ候補のものまねコメディアンに市民の反応は？大人も戸惑い続けた今回の選挙戦、高校生たちはどう感じている？投票日間近のＮＹのさまざまな表情をたっぷりとお伝えします。出演：マイケル・マカティア

【米大統領選～経済政策の課題は】緩やかな成長が続く米国経済。２００９年に一時１０％まで上昇した失業率も５％前後にまで低下、個人消費も堅調に伸びているが、国民の所得格差は深刻さを増している。特集・ワールドＥＹＥＳは、両候補の経済政策を比較しながら、格差是正のための税制改革や福祉施策、財政赤字の克服や各国との貿易協定交渉など、新大統領が取り組むべき課題について伝える。

【アメリカ大統領選挙～まもなく開票】アメリカ大統領選挙がいよいよ投票日を迎える。共和党・トランプ候補は、テレビ討論会で過去の女性問題を指摘され一端劣勢に立たされたが、１１月に入り民主党・クリントン候補のメール問題が再浮上。選挙戦は再び接戦の様相となった。ワールドＥＹＥＳでは、接戦州からの中継など開票直前の最新情報を交え、専門家と共に開票の成り行きを探る。

【米国大統領選挙　トランプ氏勝利】事前の予想を覆した共和党ドナルド・トランプ氏。拡大した国民の所得格差への不満を追い風に、新たなチェンジへの期待を受け、来春、第５８代米国大統領に就任する。しかし、政治経験の無さやこれまでの暴言の数々から、今後の外交関係に混乱が生じることも予想される。特集・ワールドＥＹＥＳは、トランプ氏が訴える安全保障や経済政策の日本への影響について伝える。

【映画で見つめる世界のいま　インド】東京大学大学院教授の藤原帰一さんとともに、各国の注目映画を通して、背景にある政治や社会を読み解くコーナー。今回はインドを舞台にした２本の映画を紹介する。２０世紀初頭にインドからイギリスに渡った天才数学者の苦悩と友情を描いた「奇蹟がくれた数式」。インドに降り立った宇宙人が、神様を探すコミカルな物語を通して、宗教のあり方を問いかける「ＰＫ」。

【旬の話題をお届け！＠ＮＹＣ】民主党支持者が圧倒的に多く、トランプ氏の勝利に驚きを隠せなかったニューヨーク。マイケルが街に出て「今一番言いたいこと」を聞く。そこから何が見えてくるのか？後半は、先週お伝えしたトランプ氏ものまね芸人のボブさんについて。本物より過激な暴言の数々で人気を博してきたが、そこは“落選”が前提。選挙後、急きょネタを全面的に差し替え臨む初めての舞台は笑ってもらえるのか？

【同時テロ１年～揺れるフランス】１３０人が犠牲となったパリ同時テロから１年となるフランス。その後も断続的にテロが発生し、政府の治安政策への不満が遺族を中心に高まっている。一方、安全を重視するあまり、国の基本理念である“自由”の制限への懸念もあるという。来年に大統領選挙を控え、アメリカのトランプ新大統領の誕生を受けて意気盛んな極右政党など、政治動向を含めフランスの今後を専門家と共に考える。

【海外に進展する中国電子商取引】中国で「独身の日」と呼ばれる１１月１１日、インターネット通信販売サイト最大手のアリババは、その日の取引額が１兆８９００億円を突破したと報じた。ネット通販の売り上げが急拡大する中国で、今、通販会社は人気の日本商品の取り扱いを始めている。特集・ワールドＥＹＥＳは、商品ラインナップを海外製品にまで拡大しようとする、新たな中国の電子商取引“越境ＥＣ”の最前線を伝える。

【汚職疑惑に揺れるマレーシア】１５日から日本を訪れるマレーシアのナジブ首相。政府系ファンドから多額の資金を受け取っていた疑惑で、去年から国民の厳しい目にさらされている。ことし７月、アメリカの司法省は、政府系ファンドが政権幹部らにより私物化されていたとして提訴。これに呼応して国内では市民の不満が拡大し、今週末には大規模なデモが予定されているという。来年に総選挙を控えたナジブ政権の今後について考える。

【混乱続く韓国　パク大統領聴取は】パク・クネ大統領の長年の知人や側近らが逮捕された一連の事件で、検察は大統領の事情聴取を行うとしていますが日程が決まっていません。先週末にソウルで開かれた抗議集会にはこれまでで最も多い２６万人が参加、大統領弾劾を検討すべきとの声が野党のみならず与党の有力議員からも上がっています。国民の抗議の声がここまで大きくなった背景と韓国政局の行方を考えます。

【議員資格“剥奪”に揺れる香港】香港の議会で先月、就任に必要な宣誓を行う際に、「香港は中国ではない」と書かれた旗を掲げた２人の議員に対し、香港の裁判所は１５日、議員資格を失ったと判断した。これに先立って中国は、２人の議員資格を無効とする法解釈を示しており、民主派からは抗議の声が上がっている。一方、親中派は中国に批判的な他の議員１３人の資格審査も求めている。揺れる香港の現状をリポートする。

【南スーダン　国連ＰＫＯの課題】今月２０日、南スーダンのＰＫＯに参加するため、「駆け付け警護」などの新任務を付与された自衛隊の部隊が現地に派遣される。南スーダンのＰＫＯについては、ことし７月の政府軍と反政府勢力の大規模な衝突の際に、住民を保護できず、多くの死傷者を出したとして、ＰＫＯ部隊を率いていた司令官が解任されるなど混乱が広がっている。国連ＰＫＯが直面する課題と今後について専門家と共に考える。

【中東の“トランプ・ショック”】米大統領選でのトランプ氏の勝利は、中東・イスラム世界にも大きな衝撃を与えている。ロシアのプーチン大統領はトランプ氏と電話会談し、関係改善を確認し合い、シリア空爆を再開した。また、トランプ氏が公約通り、イランとの核合意を破棄した場合、イランが核開発を再開し、軍事的緊張が高まると予想される。“トランプ・ショック”が中東の今後に与える影響を考える。

【“トランプの壁”で国境は】アメリカのトランプ次期大統領は、不法移民の流入や麻薬の密輸などを阻止するため、メキシコとの国境に壁を建設すると公約している。しかし多額の建設費用に見合った効果があるか、多文化社会を否定することにつながらないか、などを巡り賛否両論が渦巻いている。国境周辺に暮らす人々や、麻薬密輸の実態を取材したフランス２、ＢＢＣのリポートを交え、“トランプの壁”の実現性と問題点を探る。

【旬の話題をお届け！＠ＮＹＣ】今回の大統領選で、大きな問題となったのがＳＮＳ上で広がった嘘のニュースの数々。ＮＹ市民はどのようにして見分けているのか街に出て聞きます。後半は、ＮＹのグリニッジ・ビレッジを散策します。老舗のジャズクラブが軒を連ねる中、隠れ家的なスポットへとご案内します。出演はマイケル・マカティア【岐路に立つタイの日本食レストラン】日本食ブームの中で始まった新局面についてお伝えします。

【インド“旧紙幣廃止”の理由は！？】今月８日、インドのモディ首相が高額紙幣２種を４時間後に廃止すると発表、二日後に、新紙幣への切り替えを断行。市民が両替を求めて銀行で行列する姿が続いている。売買の多くが現金で行われるインドでは、会計処理できない資金、いわゆるブラックマネーが横行して、脱税の原因の一つとなっているが、高額紙幣刷新がどのように脱税撲滅へとつながるのか？その背景と仕組みについて特集する。

【中国で拡大するシェアリングエコノミー】中国ではいま、インターネットなどを介してモノやサービスを仲介する「シェアリングエコノミー」が拡大している。ネットで予約して乗り捨てる自転車は全土で１０万台以上が稼働。内陸の重慶市では４００台を使ったカーシェア事業が始まり、半年で約１８万人が登録したという。構造改革をめざす中国政府も成長戦略として掲げるシェアリングエコノミーの最新情報を伝える。

【オーストリア大統領選　右派躍進の背景は】来月４日に控えたオーストリア大統領選挙。右派政党・自由党のホーファー候補の躍進が注目されている。今年５月の決選投票のやり直し選挙だが、前回、３万票あまりの僅差で敗北した自由党が、難民・移民に不寛容な政策を訴えて支持を伸ばし、与党候補者を猛追している。特集ワールドＥＹＥＳは、オーストリアで極右思想が広がる背景をみながら、大統領選挙の行方を展望する。

【中国経済　改革へ向け日本と交流】日本と中国東北部などの自治体や企業の関係者が経済交流を図る「日中経済協力会議」が富山市で開かれました。中国は、持続可能な経済の成長をめざす構造改革の柱として、非効率な国有企業のとう汰が急務です。そして、日本の環境対策のための科学技術や生産・製造のための新しい技術の実用化のノウハウなどを求めています。会議参加者の声を通して、日中の経済協力に何が必要かを考えます。

【映画で見つめる世界のいま　戦争の現実】東京大学大学院教授の藤原帰一さんとともに、各国の注目映画を通して、背景にある政治や社会を読み解くコーナー。今回は戦争の現実を捉えた２本を紹介。第２次世界大戦直後のデンマークで、ナチスが埋めた地雷の撤去作業にあたるドイツの少年兵たちを描いた「ヒトラーの忘れもの」。現代のドローンを使った対テロ戦争の倫理的なジレンマをあぶり出した「アイ・イン・ザ・スカイ」。

【混乱の韓国を生んだ“政経癒着”】先月末、辞意表明した韓国のパク・クネ大統領。発端は、大統領とその友人や側近による不正疑惑だが、根本的な原因は韓国の社会構造にあるという指摘が強まっている。かつて韓国の経済成長をけん引した大統領府と財閥企業の関係。それがいまや腐敗の温床に変質し、今回の根深い疑惑を招いたとも。これを機に、韓国は「政経癒着」から脱却できるのか？最新情報とともに今後の行方を読み解く。

【大統領選から約１か月～戸惑い続くニューヨーク】米大統領選挙でトランプ氏が当選してから約１か月。政権移行に向けて準備を進める次期大統領の地元・ニューヨークでは、今もトランプ氏への抗議活動が続けられている。その一方で、新政権の経済政策に期待したり、何とか将来に希望を持とうとしたりする人も出てきている。大統領選の余波に揺れるニューヨークの今を、現地からの中継を交えて伝える。

【コロンビア～コーヒーで考える平和賞の意味】政府と反政府ゲリラ組織「ＦＡＲＣ＝コロンビア革命軍」との和平合意。国民投票で一度は否決されたが、ノーベル平和賞にサントス大統領が選ばれ、修正案が議会で承認された。内戦の背景は、東西冷戦中にゲリラ組織が誕生し、コーヒーなどの農作物の代わりにコカインの製造をしたことにある。紛争の解決はなぜ難しいのか。「農村開発」を通して和平の意味と課題を解説する。

【難民受け入れ大国スウェーデンはいま】人口に対する難民受け入れ数が、ＥＵで最も多い国として知られ、手厚い保護を行ってきたスウェーデン。しかし去年、難民の流入が急増する中で、政府は政策を転換し、厳しい規制を始めた。さらに都市部で受け入れられなくなった難民を、北極圏などの地方に移送し始めている。難民や移民に寛容だったスウェーデン社会に今、何が起きているのか伝える。

【旬の話題をお届け！＠ＮＹＣ】今週、人工知能の活用でレジ精算不要の実験店舗が発表され、便利だと歓迎する声の一方、人間の仕事が奪われるとの心配も。そこでマイケルが街で聞きます。「どんな仕事を機械にやってもらいたい？やって欲しくない仕事は？」。後半は、警察と黒人との摩擦が深刻化する中、警察官を高校に招き、生徒と対話を重ねる授業について。生徒を暴力から守るための取り組みからＮＹの現状が見えてきます。

【岐路に立つＥＵ～崩壊は始まったのか】近年、その存在意義が問われているＥＵ。域内でのテロやイギリス離脱決定など、統合強化に起因する格差拡大や移民・難民を背景とした“事件”が加盟国で発生している。来年のフランス大統領選では、その不満の受け皿として極右政党の支持拡大も予想される。「統合」という設立理念が揺らぐＥＵは、このまま崩壊の道を進んでいくのか。専門家と共にＥＵの今後を鋭く読み解く。

【中国の若者を狙え！日系企業のブランド戦略】中国の巨大市場を狙って、日本企業がシェア獲得にしのぎを削る中、ターゲットの中心は、およそ３億３千万人いるとみられる２０代から３０代の若者たちだ。一人っ子政策の下に生まれ、比較的不自由なく育った彼らは、今後の購買力のけん引役とみられている。特集ワールドＥＹＥＳは、インターネットの有効活用でジャパンブランドの浸透を目指す日系企業の取り組みを伝える。

【日ロ首脳会談～領土問題と平和交渉の行方】プーチン大統領が１５日、ロシアの大統領として１１年ぶりに来日し、安倍首相と首脳会談を行う。注目は北方領土問題を含む平和条約の交渉。日本政府は“新たな発想に基づくアプローチ”で交渉を進展させたいとしている。北方領土の帰属に対する基本的認識が異なるなか、日ロは首脳会談を通して新たな関係を築くことができるのか。焦点となる人道問題、そして安全保障の観点から考える。

【シー・シェパード　新たな妨害活動に】日本の調査捕鯨への妨害活動を行ってきた反捕鯨団体シー・シェパード・グローバルは、日本船団の１２月の南極海到達に合わせ、新たに導入した高速船をオーストラリアから出発させた。８月にアメリカのシー・シェパードと日本の間で妨害活動はしないとの合意があったが、今回は別の団体のため妨害は続く。出航前の新型船の様子とオーストラリア国内の反応を、現地からの中継を交え伝える。

【スウェーデン・鉱山の町の移転計画】鉄鉱石の採掘で栄えてきた北極圏のキルナでは、町を丸ごと移転させる計画が進んでいる。坑道が掘り進められたことで、町が地盤沈下する危険性が高まったためだ。３キロ離れた新しい町では、市庁舎などの建設が進んでいるが、古い町を惜しむ市民の気持ちを考慮し、教会などの歴史的建造物は、建物ごと移転させる計画だ。鉱山存続のために移転を選択したキルナの人々の今を伝える。

【旬の話題をお届け！＠ＮＹＣ】フードビジネスを立ち上げようという人たちが利用するインキュベーター・キッチン。ＮＹ市の衛生局が認可したプロ用の機材が使える有料のレンタルちゅう房で、ビジネスのノウハウも教えてくれます。そうしたキッチンから、チャンスをつかもうとするニューヨーカーたちをご紹介します。【英ハモンド財務相インタビュー】ＥＵ離脱の方針や今後の日本との関係などについて香月キャスターが聞きます。

【高まる人道危機！イエメン内戦】イエメンでは去年３月から続く内戦の影響で、すでに４万３千人を上回る死傷者がでており、ユニセフ＝国連児童基金は、空爆などにより子どもたちが１０分に１人のペースで命を落としていると発表、イエメンが危機的な状況にあると訴えている。特集・ワールドＥＹＥＳは、子どもたちの被害を伝えるイギリスＢＢＣリポートを交え、内戦が拡大する背景と戦闘終結への課題について専門家と共に考える。

【イギリスの風刺画に見る今年】イギリスの新聞には世相を映し出す「風刺画」が欠かせない。今年の優れた作品を決める年の瀬の恒例行事「風刺画大賞」の発表が先日、政治の中心地ウェストミンスターで行われた。今年ノミネートされたのは、やはりＥＵ離脱やアメリカ大統領選挙など今年を象徴する作品群。「政治の責任を追及する役割もある」とも言われるイギリスの風刺画を通して、激動の２０１６年を振り返る。

【どうする米国？パリ協定の行方】２００か国あまりが合意した、地球温暖化対策の国際的な枠組み「パリ協定」。先月４日に協定は発効、各国が対策を具体的に進めるための協議を行う中、大統領就任１か月を前に、選挙中のトランプ氏の“パリ協定離脱”発言が協定の行方に暗雲をもたらしている。アメリカは果たしてパリ協定から離脱できるのか？！国連気候変動枠組み条約フィゲレス前事務局長のインタビューを通して展望する。

【グテーレス次期国連事務総長と国連の課題】１月１日、国連の事務総長に就任するアントニオ・グテーレス氏。前国連難民高等弁務官で、ポルトガルの首相経験もある。宣誓式では“国際的な協力の精神”が支持を失っている現状を危惧し、国連改革の必要性を強く訴えた。難民問題、地球温暖化、貧困対策…国連の抱える課題は多岐にわたる。グテーレス氏の人となりを紹介し、国連の今後と日本の果たす役割について展望する。

【旬の話題をお届け！＠ＮＹＣ】ＮＹの中でも観光客にあまり知られていないスタテンアイランド。この島に、３００年前の街並みを保存した街・リッチモンドタウンがあります。ここで毎年この時期に開かれるのが、１８世紀から１９世紀のクリスマスが体験できるキャンドルライト・ツアーです。商業化が著しいなかで、忘れかけている質素なクリスマス・スピリットを感じることができると人気のイベントに、皆さんをご案内します。

【政府軍アレッポ制圧でシリアは】内戦が続くシリアで、反政府勢力が最大の拠点としてきた北部の主要都市アレッポが、アサド政権軍に制圧された。ロシアは、反政府勢力を支えてきたトルコなどに働きかけ、アサド政権に有利な形で内戦の終結を図ろうとしている。しかしアメリカは、アサド政権の存続に反対の姿勢を崩していない。今世紀最大の人道危機と言われるシリアの内戦は今後どうなるのか。その行方を探る。

【外資導入進むイラン経済】イランでは、アメリカなどと交わした去年７月の核合意に基づき、ことし１月、核開発に関連する経済制裁が解除された。これを受け、イラン政府は原油輸出を倍増、外資導入に向けた外国訪問や国内での経済交流イベントを積極的に展開している。核合意破棄を主張する米国のトランプ次期大統領の影響はあるのか？特集・ワールドＥＹＥＳは外資導入が進むイラン経済の現状と今後の課題について伝える。

【年末スペシャル】ことし最後の放送は２部構成の特別版。前半は「１０大ニュース２０１６」。予想を覆す結果となったイギリスの国民投票や米大統領選、出口の見えないシリア情勢に増え続ける難民・移民など、激動の１年を東京大学・藤原帰一教授とともに振り返る。後半は「映画で見つめる世界のいま」の特別版。韓国のキム・ギドク監督に、朝鮮半島の南北分断に翻弄される男性を描いた最新作について聞く。