2024年10月、無免許で車を運転中、バイクをはね、走り去った罪に問われている高知大学准教授の初公判が開かれ、准教授は起訴内容を認めました。
無免許過失運転傷害と道路交通法違反の罪に問われているのは高知大学の准教授、肖紅燕(しょう・こうえん)被告(63)です。

起訴内容によりますと肖被告は2024年10月、無免許で車を運転中にバイクと衝突。男性にけがをさせたにもかかわらず、救護措置などを取らずに走り去った無免許過失運転傷害と道路交通法違反の罪に問われています。
14日の初公判で肖被告は起訴内容を認めました。検察官は「免許が失効していることを知っていながら大学と宿舎の往復を繰り返していた」と指摘。無免許運転の危険性を具現化し悪質だなどとして懲役1年6か月を求刑しました。

一方、弁護人は「肖被告が脳出血の後遺症で歩行困難であったため車で通勤していた」と述べ、真摯に深く反省していることなどから執行猶予付きの判決を求めました。判決は28日に言い渡されます。











