日大、入試で試験監督がミス 謝罪「試験終了の案内を」受験生10人に影響 N全学統一方式第1期大阪会場
日本大学は14日までに公式サイトを通じ、1日に実施されたN全学統一方式第1期の入学試験において「試験運営上の過誤」があったとして謝罪した。
日本最大級の統一入試であるN全学統一方式第1期(学力検査型)。芸術学部以外の学部との併願だけでなく、同一学部内の複数学科併願も可能となっている。
今月1日に行われた同入試の大阪試験会場において、運営上の過誤があったことが発覚。同大学は12日、公式サイトに「試験運営上の過誤に関するお詫びと対応の御報告」を発表した。
同大学によると、大阪試験会場での試験監督者が、3時限目の終了時点で4時限目を受験する可能性のある10名の受験生に対し誤って試験終了の案内を行ってしまったという。「受験生並びに関係者の皆様に心よりお詫び申し上げます」と謝罪した。
このうち、3名の受験生については「試験会場内で所在を確認でき、無事に正規の試験時間(16:30~17:30)で4時限目を受験しました」といい、残り7名については「直ちに本人に電話連絡を行い、帰宅中の6名と連絡が取れました。6名のうち5名が4時限目を受験する意思を示し、1名は4時限目を受験しない旨を確認しました。受験意思を示した5名の受験生に対しては、試験場に案内し、正規の試験時間終了(17:30)までに別室に入室していただき、他の受験生と接触することなく、1時間20分遅れの17:50~18:50の時間帯で4時限目を実施しました」と対応を明かした。
残り1名の受験生については、「試験当日に連絡が取れませんでしたが、試験日以降ご本人に電話連絡し、最終的に4時限目の科目を受験しない旨を確認しました」と説明。「なお、上記対応の結果、いずれの受験生も当該試験に出願した学部・学科の合否判定に不利益が生じることはありません」と呼びかけ、「本件の過誤につきまして、当該監督者及び当該試験場責任者に厳重に注意するとともに、二度とこのような過誤が生じないよう、本学として試験運営における確認手順の見直しを行います」と猛省。
「この度の不手際により、受験生の皆様にご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げます。今後ともより一層の注意を払い、安心して試験に臨んでいただけるよう、努めてまいります」と重ねてお詫びの言葉を記した。
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