小牛田中学校で閉校式 生徒が考えたオリジナル歌詞の校歌披露

生徒数の減少で来月で閉校する美里町の小牛田中学校で14日、閉校式が開かれ、生徒たちが学校への愛着を込めて考えたオリジナルの歌詞の校歌を披露しました。

小牛田中学校は1965年に開校し、当時は1000人近い生徒がいましたが、年々生徒数が減少し、現在の全校生徒はおよそ200人になりました。
来年度から町内2つの中学校と統合して閉校することになり、14日、閉校式が開かれ、全校生徒と地域の住民らおよそ400人が参加しました。
式では生徒会長で中学3年の岩渕恵太さんが「この中学校はたくさんの思い出をくれました。みなさんも中学校のことを忘れないでください」とあいさつしました。
そして、3年生の生徒たちが学校への愛着を込めてこの日のために作ったオリジナルの歌詞をつけた校歌を披露しました。
歌詞は生徒から集めた言葉をもとに作られたということで、生徒たちは心をこめて元気よく歌いあげていました。
3年生の女子生徒は「校歌に感謝の気持ちを込めました。ここで過ごした3年間を忘れずに、学んだことを生かしてこれからも過ごしていきたい」と話していました。
小牛田中学校は来年度から町内2つの中学校と統合して美里中学校として新たにスタートします。

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