千葉大学は14日、「刑法犯に該当する行為をした」として、教員を懲戒解雇処分としたと発表した。処分は14日付。同大は被害者のプライバシーを侵害する恐れがあるとして、具体的な行為や被害者との関係性など詳細を明らかにしていない。
同大広報室によると、昨年11月、被害者から大学が設置している通報窓口に通報があった。大学は人事調査委員会を設置し、調査を開始。その後、教員に自宅待機命令を出した。
同大は教員が「人格権を侵害する行為」「刑法犯に該当する行為」をしたとしている。行為は学外で行われたという。
同大の横手幸太郎学長は「厳粛に受け止め、今後このようなことが起こらないよう、本学構成員の人権意識の向上の啓発に当たっていく所存です」とコメントを発表した。