少し懐かしい計算問題に挑戦してみましょう。
負の数だけで構成された引き算の問題です。
これは中学一年生の数学でまず始めにつまづくことが多い単元ですが、大人になった今はスラスラ解くことができるかどうか試してみてくださいね。
問題
次の計算をしなさい。
−1−(−2)−(−4)
カッコの外し方が肝心になります。
解説
この問題の答えは「5」です。
式を整理する上で必ず行わなければいけないのがカッコの処理ですね。
今回はカッコの前にマイナスがついていることに注目しながらカッコを外していきます。
マイナスがついている場合のカッコの外し方
・−(+◯)=−◯
・−(−◯)=+◯
問題には二箇所のカッコがありますが、どちらともカッコの前にはマイナスがついていますね。ポイントを見ながら式を整理していきましょう。
−1−(−2)−(−4)
=−1+2+4
=1+4
=5
マイナスには、「カッコの中の符号を逆転させる性質がある」というイメージで捉えていればカッコの中が複数になったとしても応用が効きます。例えば、
−(−◯+△)=+◯−△
のように出来ます。
まとめ
マイナスがついている計算はややこしく感じてしまいますが、意外とポイントは単純でした。
マイナスがついている場合のカッコの外し方
・−(+◯)=−◯
・−(−◯)=+◯
カッコさえ外すことが出来れば、あとは足し算と引き算だけですので簡単ですね。
※当メディアでご紹介する数学関連記事において、複数の解法を持つものもございます。 あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。
文(編集):うおうお
数学の教員免許を所持。個別指導・集団指導の学習塾で数学の講師として小学生から高校生までの指導や、小学生の宿題指導を通して算数の魅力を深堀して楽しく伝えている。現在は民間学童保育所で放課後児童支援員として勤務しながらフリーランスで受験指導もしている。
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