齋藤元彦氏の街頭演説には多くの群衆が集まる。
それはそれで謎なのではあるが、
ここまでやるか?
下の写真を見て欲しい。
11月13日、阪神御影駅北側、御影クラッセ前での演説の様子。
まず1枚目。
クラッセ前に確かに多くの人が集まっている。
これはYouTubeに上がっていた動画からスクショで拝借した。
齋藤陣営は某団体の協力を得て強力な動員を図っている、
との噂は単なる噂話に過ぎず真実相当性に欠けるのでさて置いて、
確かにそれなりに人が集まってはいる。
しかし、これがオフィシャルに出てくるとこうなる。
2枚目。
ドン!
紙幅の関係上見えづらくて恐縮だが、
1枚目とじっくり見比べて欲しい。
ビルに沿った左手の白い階段の上、
その下の歩道上、
そしてビルの前には建物の際までびっしり人で埋まっている。
えっ⁉
である。
「嘘八百」、「事実無根」の写真である。
生成系AIという技術が生まれている。
動画においても全くの他人なのに首から上だけすげ変え、
あたかも本人がしゃべっているように見せる
ディープフェイクという技術が問題になっている。
動画ですら見分けがつかないような物が作れるのだから、
静止画などスマホがあればお茶の子さいさいである。
2枚目の写真は明らかに聴衆の水増しをしている。
行く先々で控室と三面鏡を準備させたり、
たかだか浴衣の着付けをするのに、
婦人会のボランティアにしてもらうのが気に入らず、
急遽呉服屋のプロの着付師を手配させたり、
災害復旧現場に視察に入った際、
髪型が崩れるからとヘルメット着用を拒否したり。
これまで明らかになっているエピソードで、
彼は見てくれに異常なまでの執着があるというが、
この偽造写真にも相通じるものがあるような気がする。
何か力の入れどころが間違ってませんか?
しかしおそらくこれは彼らが仕掛ける戦略の一環だ。
溢れんばかりの聴衆が集まっている状況を見せつけ、
あなたも乗り遅れたらダメですよと悪魔のささやきを仕掛ける。
これは明らかに大勢の人が一瞬のパフォーマンスを行うサプライズ演出を狙ういわゆるフラッシュモブ。
これが周到に仕組まれているとしか思えない。
群集心理の研究もおそらくし尽くしているのだろう。
最新の心理学的知見のツボを押さえた戦略。
刹那的に人心は収攬でき、
多くの得票を得ることになるのかも知れないが、
それが果たして兵庫県民の未来の幸福に繋がるのか?
まだ投票がお済みではない方、
見てくれの雰囲気や空気感、
齋藤氏にもれなくくっついてくる前科者の言説に惑わされず、
民主主義の基本に立ち返り、
候補者本人をしっかりと見極めて投票しませんか?
少なくともせめて本人の演説に一度は耳を傾けてから、
誰に一票を投じるか決めませんか?
兵庫の未来を託する大切な、大切な一票ですから。
下に齋藤氏と稲村氏の街頭演説動画を貼り付けます。
(他候補の方は敢えて割愛します。ご覧になりたい方はYouTubeでご自分で検索してください。)
齋藤元彦氏街頭演説(11.13 JR西宮駅)(2分あたりから)
稲村和美氏街頭演説(11.13 JR姫路駅)(18分30秒あたりから)
誰に兵庫の未来を託したいか。
決めるのはもちろんあなたです。