手術後の処置中に患者が一時心肺停止 県立病院が医療事故 愛知

2025年2月13日 17:10
おととし、愛知県春日井市の県立病院で手術を受けた患者が、その後の処置の最中に一時心肺停止となる医療事故があったことがわかりました。
 医療事故があったのは障害がある人の専門医療機関で春日井市にある「県医療療育総合センター中央病院」です。

 県によりますとおととし8月、誤嚥性肺炎で入院し、喉頭気管分離術を受けた当時10代の女性に対し、合併症を予防するため気管に挿入した管を抜く処置を進めた際、一時心肺停止となりました。

 女性は応急処置により、心拍が再開しましたが、全身の筋緊張が高まり以前よりも表情が乏しくなったということです。

 県は治療や管理観察体制が適切でなかったとして女性や家族に謝罪するとともに手順書の作成をするなど、再発防止に向け活動していくとしています。
 

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