福岡随一の濃度を誇る豚骨ラーメン。トロリとクリーミーなスープは、飲みやすさと旨味を追求した一杯。
ドラゴンロードの雄
福岡の県道68号線といえば、〈ドラゴンロード〉と呼ばれる〈龍〉の名を持つ名店が並ぶラーメン通り。その激戦区で名を馳せるのは、創業昭和47年、名実ともにドラゴンロードの雄である「天龍ラーメン」。地元に愛され続けたのはもちろん、二代目が受継いだ現在も進化を続けるその一杯に、さらに多くの新たなファンの心も掴んでいます。
場所は、県道68号線とイオンルクルのある福岡東環状線が交わる交差点のすぐ近く。ファミリーマートと同じ敷地内で、店前には駐車場もあり。創業当初からこの場所で愛されてきました。お店に入ると、L字型のカウンターと奥にテーブル席があり、お一人様からご家族連れまで幅広い年齢層のお客様が訪れています。
メニューは濃厚豚骨ラーメンに様々なトッピングが選べます。サイドには、ギョーザやチャーハンに丼メニューも。ちょい飲みもできたり、サイドメニューと組み合わせたお得なセットなんかも揃います。
煮玉子入りラーメン
とろとろ半熟煮玉子がトッピングされた人気ラーメンをチョイス。ネギとキクラゲにチャーシュー、海苔も一枚盛り付けられ、丼のデザインもまた綺麗な仕上がり。麺とスープ、そしてトッピングまでも全てにこだわった一杯。
泡立つスープは濃厚さが漂います。通常の博多ラーメンの豚骨スープの濃度は10%前後。しかしこの天龍ラーメンは15%を超えるそうです。福岡にも濃厚豚骨は数多く存在しますが、この濃度は随一ではないでしょうか。インパクト大のまさに特濃豚骨。
トロリとしたスープは骨粉も感じる濃厚さ。凝縮された豚骨の旨味がグッとくるパンチが効いた口当たり。それでいて不思議と重くなく、まろやかでクリーミー。継ぎ足しの呼び戻し製法で炊き上げるスープは、ラードや背脂などは一切使うことなく骨と水だけで炊き上げるこだわり。これこそが飲みやすさと旨味を追求した、骨の髄まで味わえる一杯。
このインパクトある特濃スープにあわせるのは、オリジナルの小麦をブレンドした自家製麺。しっかりとバランスを考えられた細麵ストレートは、歯切れ良くコシのある食感に麺の味わいも良し。これはスープに負けない存在感をバッチリ出しています。
そして天龍ラーメンのチャーシューがまた美味い。豚バラがホロリと柔らかく仕上がっており、タレの味わいも良い。食べるとお肉の旨味も溢れてくるのがまた美味しい。
半熟煮玉子も黄身がとろーり。味も染みていて、これだけ食べても美味しい。
炙りチャーシュー丼
チャーハンも美味しいのだけれど、チャーシューの美味しさに惹かれてこちらをチョイス。山盛り仕上げでネギと刻み海苔が盛り付けられています。
少し炙ったチャーシューは香ばしさがあって、柔らかい食感にお肉の旨味、そこに少し甘めのタレが絶妙に絡みます。白ごはんにバッチリな組合せ。これは美味い。
卓上には紅ショウガにゴマ、辛子高菜におろしニンニク。この辛子高菜がピリ辛で味わい良く美味しい。ラーメンにもごはんにもよく合います。
メニューには、その一杯に対する想いも散りばめられています。ラーメンで”誰か”を笑顔に。天龍ラーメンには笑顔が溢れていて、食べ終えたお客さんも笑顔。美味しい一杯をいただいたなら、笑顔になるのは間違いなしです。
「私たちは本気です」、その言葉に本気の一杯、本当の一杯を追求する想いが伝わります。もうひとつ天龍ラーメンの魅力は、スタッフさんの接客が素晴らしい。大将を含め笑顔で対応してくれるその姿がとても気持ちいい。
福岡随一の濃度を誇ると言っていい特濃豚骨。それは飲み心地良くクリーミーなスープにスルスルっといただける自家製麺。濃厚だけではない、その魅力は味だけでなく至る所に散りばめられています。老舗の名店はさらに進化を続けるドラゴンロードの雄。この激戦区でさらに存在感が増しています。