【大人】気質を使いこなす①気質劇場
血液型や占いなど、自分を外から規定されると、自分の事が少しわかった気になります。でもそれってホントかな? 「気質」について考えてみることは、確かさを持って自分を理解するヒントになり、とてもおもしろいものです。不必要なモメ事を回避したり、無駄に傷ついたり傷つけたりしないためにも、気質の理解が役立つはず!
▼気質の特徴を図で整理
宿題として『4つの気質と個性のしくみ』ヘルムート エラー著の1~3章を読んできました。まずは、気質を自分たちで理解することから始めましょう。本を参考に、気質の特徴を書き出して整理していきました。
1枚の紙の真ん中に大きなマルを書いてそれを4分割し、「バランスの取れた場合の現れ方」をマルの中に、「極端に現れた場合」をマルの外に書きます。書いてみると、マルの中はイイコト、マルの外は困ったコト、になりました。
▼キャラを描いてみる
私たちが書きこんだ気質の特徴は以下のような感じです(図の左上から右回りに)。そして、もっとイメージしやすくするために、キャラを描いてみました。
粘液質(水)〇 落ち着いていて根気強く、几帳面で整理好き。判断は慎重で待つことが得意。
× 周囲に無関心で楽な所に安住する。食べすぎ、寝すぎ。
多血質(風)
〇 明るく社交的で人当りがいい。関心の幅が広く、誘いにも気軽に応じる。
× 気まぐれで根気がない。印象に左右されやすく考えなしに判断する。
・胆汁質(火)
〇 生き生きと活発で意志が強く、決断が速い。目的にまっすぐ向かい、責任感が強い。
× 感情が極端で、人に注目されたがる。権力的で怒りっぽい。
・憂鬱質(地)
〇 探求心が強く思考活動が活発で冷静に真理を求める。同情心にあつく、独創的。
× 自分を閉ざしがちで悲観的。人と一緒に楽しむのが苦手。
胆汁、多血、粘液…なんて普段使わない言葉ですが、地水火風と対応させ、さらに気質の特徴を掴んだキャラを描いてみることで、少しずつイメージが立ち上がってきました。
それぞれに描いていたキャラも個性豊かで、水滴スライムみたいなのとか、風の子坊やみたいなのとか、衣装で表現した人とか…。興味のある方は、ご自分でも4つのキャラ、描いてみてください。マルを色付けしてもいいかもしれません。
そして、気質の話をする時の楽しいお約束。「自分はこういう時こうするからこの気質かなぁ」「うっそ~!!○○さんソレですか??△△に見えてたけど違うの!?」って必ずそんな話になります(笑)。自分のことを伝えあい、聞き合うと、自分が思っている自分と、人から見た自分のズレにびっくりしてしまいます。
▼シーン別、気質劇場
図に整理して、それぞれのイメージをイラストでつかんだ後は、シーン別気質劇場! シチュエーションをいくつか設定して、「この気質ならどう反応する?」というのを考え、セリフだけの小さな劇(とも言えないけど)に挑戦してみました。いくつか紹介してみましょう。
■シーン1■ 起きたら寝過ごしてた! 遅刻しそう!!
<粘液>
やっちゃった~と諦めて二度寝する。起きた時には問題も解決してるんじゃないの?
<多血>
アタフタバタバタ大騒ぎで用意する。出て行ったあとは散らかし放題。
<胆汁>
目覚まし時計に八つ当たりして怒る。足の小指をぶつけたりしてさらに怒る。
<憂鬱>
「オレってダメなヤツ」と自分を責める。遅刻して注目されるのも嫌で、そのままじっと動けない。
■シーン2■ 頼んだ料理のオーダーが通ってなかった…。
<粘液>「あ、全然大丈夫ですよ。1時間くらい待てますから」
<多血>「え~っ、どれだったら早く出来る?」と別の料理をオーダー
<胆汁>「責任者、呼んで来い!」
<憂鬱>「オレって運が悪いんだよな、いつも」
気質によって、なんと反応が違うのでしょう。「いるいる、そういう人」「ウチの夫がそういうタイプよ」…。身の回りのいろんな人の顔が浮かびます。誰でもみんな、少しずつ考え方や行動にクセがあります。気質を理解していくにつれ、少しずつそのクセ自体が愛おしく思えてきたのが不思議です。
気質を理解することは、自己認識のツールとしても、相互理解のツールとしても、なかなかおもしろそうです。
次回は、身体から気質の理解に迫っていきます。お楽しみに!
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▼オキツ 神戸シュタイナーハウス代表 大人クラス担当
小さな勉強会や書くことに関する仕事、普段の暮らしなどを通して自分の考えを深め、表現する。その結果、自由で愛のある社会に近づけるといいな。
ブログ毎日更新中。https://blog.goo.ne.jp/oneby1
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