突然入る鬱のスイッチ
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今日、取引先なんだけどすごい俺を兄貴みたいに慕ってくれるYouTuberと仕事の話をしてる時、帰り道でいきなりこう言われた。
俺、3日前くらいに急に鬱のスイッチ入って、死にたいなって思ったんですよね。。
と。
ええ???
って感じになって。
そいつはYouTuberでありながら経営者で、グループのリーダーでもあり、責任感が強くて、いつも笑ってるようなやつ。
そんな奴がいきなり死にたい?
どうした?
ってなって、
何かあったん?
って聞いたわけです。
そしたら、特に何かあったわけじゃないんだけど、なんかもう限界(天井と言います)見えちゃって。。
とか言い出して、話を聞いてく内になるほどなと。。
それ俺が数年前から思ってることと一緒やわと。
未来は無限の可能性を秘めている。
若いって事は無限の可能性を秘めている。
よく言う言葉だ。
確かにその通りだと思う。
若いうちは何でもチャレンジ出来るし、無限の可能性があると思う。
そう思って俺もがむしゃらにやってきた。
洋服が大好きだったから、ファッションの仕事をした。
がむしゃらにやったら、ブランドが作れた。
25才で起業して、2年後の当時27才で渋谷109に自分のお店を出展した。
なんてドリームキャッチャーなんだ俺はと。
思っていた。
新聞や雑誌も取り上げてくれた。
俺は自分の夢を叶えたぞ!!
そう思っていた。
数年後、いきなりこんな事を思う。
じゃあ、夢の先には何がある?
それはきっと
新しい目標ができる。
店舗拡大、事業の安定。
色々あると思う。
でも、それは目標であって自分の夢ではない。
夢はもう叶ってしまった。
いつから俺は、若いうちは無限の〜、と言われる【若いうち】ではなくなった?
いつが俺は切り替えの時期だった?
そして、いつから俺の未来は
限界は
青色天井(無限の可能性という意味)ではなくなった?
そう思うようになった。
いつからか、自分の天井に自分の手が届くようになっていた。
きっと、彼もそういう感じなんだろう。
金は稼げてる。
誰かに必要としてもらえている。
飯は食えている。
夢も叶っている。
でも、叶えたい夢はもうない。
ワクワクがない。
ドキドキがない。
トキメキがない。
情熱がない未来は、こんなにも色が無いように見えるのか。
未来って
自分の天井って
こんなに窮屈だったのか。
そう思ったのだろう。
それでも守らないといけない社員がいる。
保ち続けないといけない環境がある。
守りを固めていきたかったわけではない。
攻め続けていたかったはずだ。
いつから自分は変わった?
こんな事を思う時がある。
幸せそうに見える満たされてそうに見える裏側は意外な程濁っているものだ。
そーゆー話を帰り道にしていた。
お互い夢が叶っただけでも幸せだと思おう。
これから先夢を見ることはないかもしれないけど、夢を叶えたい人達のサポートをして生きていこう。
俺は心がオフになると急に死にたくなる時があった。
俺 1番多かったのは温泉に入っている時だ。
露天風呂で風呂に入りながら綺麗な景色を見ている時。
別荘で綺麗な景色を見下ろしている時。
張り詰めている心の電源がふと抜けた時、あーここでもう終わりたいな。。。。
と思う時があった。
きっと彼もそんな感じだったのかもしれない。
あの時、翼さんはどう乗り越えましたか?
そんな話を2人でしていた。
人は誰しも簡単に人には言えない悩みや弱さ、儚さ、そして自分では気づかないくらいの心の限界と戦っている。
心の限界は見えないからタチが悪い。
俺は伝えた。
そんな時は、いつでも呼び出してくれればいいし、泣きたくなったら腐るほど泣いてくれていい。
男が泣くのはダサいから、泣くなんて事は中々できないけど、泣く事で晴れるものはある。
泣く事を雨と捉えると、土砂降りの雨の後、台風の後は、鮮やかに晴々しくなるものだ。
きっと、それは心模様。
曇りのち晴れ、時に夕立
雨のち晴れ、時に曇り
心は、空模様と一緒でコロコロ変わるものだ。
だったら、それを受け入れて泣きたい時に泣けばいい。
何歳になっても泣けばいい。
そんな話をした。
男同士にしか話せない事はある。
分かる人同士にしか話せない事がある。
どうか、そんな時は呼び出して欲しい。
人を傷つけるのも人間だけど、人を救うのも人間だ。
支え合うと言うのは、何も夫婦だけではない。
友人も取引先もみんな人間だ。
みんなが時にダサい姿を晒しながら、人間らしく支え合っていけばいいと思う。
それが人間の良いところだ。
そんな話をして、凹みながらも支え合いながら前向きに頑張ろうと話し合った、実はか弱くもカッコつけて生きるしかないよなと話し合った、カッコつけおじさん安藤翼からの投稿。
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