沼津市立の14小学校の水泳授業を民間委託へ 2025年度 老朽プール更新費を削減
沼津市教委は2025年度から、市立小23校のうちプールの老朽化が進む14校で水泳授業の民間委託を始める。プールの更新期が迫る中、建て替えよりも外部委託化の方が費用を抑えられると判断した。児童にも専門のインストラクターから指導を受けられるメリットがあることや、近年の酷暑による熱中症対策、教員が行う消毒など事前準備の負担軽減効果も期待する。 同市の小学校のプールは多くが完成から40~60年以上経過。60年が耐用年数とされ、1カ所当たり2億~2.5億円の整備費が課題となっていた。市教委は22年度から民間委託の試行を進め、24年度は小中学校10校が2カ所の民間プールに分かれて実施した。否定的な意見は少なく、児童の送迎も問題なく行われたという。 25年度は民間委託費として、当初予算案に5100万円を計上。1校では老朽化したプールの解体も予定する。市教委学校管理課の担当者は「酷暑で、屋外プールでの水泳授業が禁止される日も増えている。学校側も春や冬に水泳授業ができ、柔軟にカリキュラムをつくれる」と説明する。
静岡新聞社