閉館した「上土シネマ」ミュージアムとしてオープン 松本
2008年に閉館した松本市中心部の映画館「上土シネマ」が映画ポスターの展示などを行うミュージアムとしてオープンしました。
地元の商店街振興組合などは、大正時代の開業当時の外観を復元したいと協賛金を募っています。
松本市大手の「上土シネマ」は、大正時代の1917年ごろに開館しました。
周辺には10軒ほどの映画館があり、多くの人でにぎわいましたが、1970年代以降自動車の普及などに伴って客足が遠のきました。
このため「上土シネマ」は2008年に閉館し、周辺の映画館も2010年までにすべて姿を消しました。
地元の商店街振興組合などは、多くの映画館で栄えた街の歴史を伝えるとともに、かつてのにぎわいを取り戻そうと、今月20日、「上土シネマ」の建物を活用したミュージアムをオープンしました。
ミュージアムでは、映画館に残っていたポスターおよそ7000点のうち17点が展示されていて映写室などの見学も可能です。
また、大正時代の衣装をレンタルして周辺を散策することもできます。
地元の上土商店街振興組合などは、「上土シネマ」の開業当時の外観を将来的に復元したいと考え協賛金を募っています。
上土商店街振興組合の三村晃専務理事は「映画館の街であることを多くの人に感じてもらうとともに、歴史的な建造物を残したいという地元の思いに共感してほしい」と話しています。