中国出身の評論家、石平氏は12日、産経新聞の取材に対し、7月の参院選に日本維新の会(代表・吉村洋文大阪府知事)から出馬する意向を明らかにした。維新からはすでに内定を得ているとして、全国比例の候補として立候補するという。
「吉村代表の国家観、国防観、対中認識に共鳴を覚えた」
石平氏は12日、維新から出馬する理由についてこう述べた。
石平氏によると、吉村氏の存在を意識したのは2018年。当時大阪市長だった吉村氏は、米カリフォルニア州サンフランシスコ市が慰安婦を「性奴隷」と記した碑文や像を公共物化(市有化)したことをめぐり、サンフランシスコ市との姉妹都市提携を解消した。この行動を見た石平氏は、「吉村さんが本当に日本のことを思い、毅然とした態度を取れる政治家だと感心した」という。
石平氏はその後、インターネット番組や関西のテレビ番組での共演を通じて吉村氏と親交を深めた。吉村氏が昨年12月に維新の代表となった後、石平氏から連絡を取って2人で会い、出馬へと至ったという。
石平氏は、吉村氏について「中国が日本にとっての脅威で国防増強が必要との認識を持っている。さらに改憲論者で自衛隊を明記するという考えだ」と説明し、政策面での一致が大きな理由と明かした。