佐藤輝明、阪神にラッキーゾーン復活&メジャー挑戦を直訴 球団側は2つとも〝即却下〟も…結果を出しに行く〝決意表明〟か
佐藤輝の潜在能力は今さら言うまでもないですが、今回の交渉の席ではV奪回を宣言するだけでなく、球団に対して1992年に撤廃された甲子園球場の「ラッキーゾーン」の復活をお願いし、さらには近い将来のポスティング制度によるメジャー挑戦の意向も初めて伝えました。球団側は当然、2つとも〝即却下〟でしたが、メジャー志向は入団当初から胸に秘めてきて、「自分の中で明確にそういう目標を立てたいなという思いが固まった」とのこと。一体、この事態をどう見るか。
普通なら「もっと成績を残してから言え」となるのでしょうが、私は佐藤輝なりの〝決意表明〟だと捉えています。ポスティング制度が球界にある以上、口に出して希望するのはおかしな話ではないし、希望した以上は「必ず結果を出して行く!」との強い自覚が出てきたのではないか、と。今はともかく今後成績を積んでいけば、球団も分かってくれるだろうし、その目標に向けて来年、目の色を変えて頑張ればいいのです。
ちなみに「ラッキーゾーン」復活の方は、投手の立場もあるから実現は絶対無理でしょう(笑)。同世代の巨人・岡本君やヤクルト・村上君は狭い球場で本塁打を量産しているわけで、佐藤輝の主張も十分よく分かりますが、モノは考えようです。とっとと日本一を奪回し、打っては広い甲子園を本拠地に30、40発、タイトルも総ナメにでもすれば案外、球団も早くお願いを聞いてくれる…かも。いや、逆に出さないか(笑)。 (元阪神投手、スポーツバー店主・川尻哲郎)
- 1
- 2