差し戻しを少しでも早くする方法
噂によると最近は実績報告に最終期限が決められていることが多くなっているようです。
ほとんどの場合、事務局の対応が遅いために実績報告が長引いていると思いますが、一方的に最終期限を決めてそれ以後は審査を打ち切るとか。酷い話です。
言いたいことは山ほどありますが、事業者にとっては1日でも早く実績審査を通してもらうことを望んでいますし、問題があれば1日でも早く差し戻してほしいものです。
そこで、一般には知られていない差し戻しの裏ルールを紹介します。
一日に2回は差し戻せない
最初に聞いたときに耳を疑いましたが、事務局が差し戻しをして事業者が再申請をしても、同じ日には2度目の差し戻しができせないというルールがあるそうです。
詳しくは過去の記事に書きました。
申請した日には差し戻せない
前のルールの真の原因は、事業者が再申請をした日には差し戻しができないためです。
例えば、月曜日の17:00に差し戻しがあった場合、事業者が夜なべして0:10に理由書を書き上げたとしましょう。時計は火曜日の午前0時をまわっていたような場合です。で、すぐにjGrantsに送信しても事務局は火曜日には差し戻せません。
「再申請のあった日には差し戻さない」
というルールがあるためです。
ですから皆さんは、何としてでも23:59分までに差し戻すのです!
なぜ終業時間間際に差し戻すのか?
例えば、午前11:00ごろにすごく軽微な差し戻してきて事業者が13:00に再提出したとしても、その審査は翌日に行われるというわけです。
事務局が終業時間間際に差し戻してくる理由もなんとなくわかりますね。
実例
以下のサンプルを見てみてください。
9/17は同日に行われていますが、この日はあまりに事務局がひどい理由で差し戻してきたので、猛烈にプッシュしたためであります。
それ以降は、だいたいは翌日に返すようになっています。
なお、9/20は23:59:50ごろに提出したのでメールが来た時間は0:00になっていますが、これはメールのタイムラグであって、再提出自体は木曜に行っています。
このルールは絶対ではない
ただし、このルールは絶対的なものではないそうで、審査担当者が事務局内でいろいろな方面に頭を下げれば同日の差し戻しができるとのことです。
交付規定にあるような規約ではなく、審査を敢えて遅らせるための明文化されていない内規のようなものであるそうです。
事業者が強くプッシュすれば、担当者が各方面に頭を下げて同日差し戻しをしてくれるのですが、審査担当者様の事務局内での立場が悪くなるそうなので、いつもお世話になっている担当者様のことを考えるとあまり使いたくはない方法ですね。
でも、事務局内でのご自身のお立場よりも事業者のことを考えて、ほうぼうに頭をさげて同日の差し戻しをしてくれたという担当者様にはとてもとても、とーっても感謝しています。
基本的に、審査担当者は同日差し戻しをやりたがらないので、事業者の皆様は23:59までに理由書を書いて再申請するようにしてください。


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