oshimagus

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@oshimagus
予備校講師。magusとは魔法使いのこと。magicianとか。
Joined March 2016

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第一志望を譲ってしまった人たち向けの講演会をやってみたい。「それでも、何事かを成し遂げた例」もたくさん知っているし、「落ちたからこそ立派になれた、素敵になれた人たち」も私はたくさん知っているから。ゲストも用意できそうだけど、みんな忙しいかな?
雨の中、ため息混じりに校舎に着くと、自習室には何人もの学生。こちらの背筋が思わずスッと伸びる。そうか、君達が、将来、嵐の中、患者のもとへと駆けつける医師になるのだね。
やっぱり影響が出てきた。英文読解で、熟語が見えてなくて破綻する事例が増加してきた。センター試験では出題されていた文法語法問題を、練習しなくなってしまったから。もっと大変になるかもしれない。
一橋大学語学ラボラトリー へ行くと,そこから優良な(しかもほとんどが有料でない)語学のサイトがリストされています。英語・ドイツ語・フランス語・ロシア語・中国語・スペイン語・朝鮮語などへ。ちなみにそこにも出てくる「東京外国語大学言語モジュール」は超絶優秀。ここ掘れワンワン,宝の山。
今日は数学のKKが、年に一度だけ学生を褒める(かもしれない)日。既に弟殿と一緒に茶水の第3校舎にいるぞえ。さあ、写真、撮ってもらえ。雲と雲に挟まれて、汝は龍となれ。天にも登る勢いじゃ!
昨夜のこと。現代文のSSは「自分で納得できる要約文が書けないときは寝る。起きた時にできてる」と言った。数学のKKは「寝る前にですね。問題を読んでおくとですね。起きた時には解けているわけです」と言った。私は特に何も。何かおかしいなあ、3人とも意見がピッタリっていうのはなあと、思いつつ。
ログアウトする人も多かろう。 ならば早めに、はなむけを。 漕ぎ出そう いつか この日が なつかしくなる
drinkbaarは、お店のドリンクバーではない。綴りにaが2つある。「(水道水などが)飲める」という意味のオランダ語。 英語のhopeはオランダ語ではhoopとなるので、英語のnoteはnootとなります。 それゆえ、英語のnotable「注目に値する」は、オランダ語ではnootbarヌートバーです。名前のとおりだわ。
「叱られないで済む生き方」をしていると、踏み出せなくなる。踏み出し、実行しながら頭を使い、叱られることを恐がらない、叱られることなんか念頭に置かない。羅針盤は自分の中に。
世は激動期である。同僚の数学講師がwindows10になった。さすがに今までのwindows98では支障が出てきたから。「何て荒唐無稽な話なんだ!」「まあね。雲を掴むような話だよね。」
3月10日に講演会をするのは数年ぶりだ。メインは、これから山を越える人たちたけど、去年のひと、一昨年のひと、それ以前の人たちも、お待ちどうさま。可能なら、いらっしゃい。午後、茶水のあの校舎。詳しくはまた。
英語の読み物として勉強系のものを探している方々へ。どこの国のアマゾンでもよいのでkindleでopen universityで検索して価格の安い順に並べて選んで下さい。オープンユニヴァーシティの教材が、たくさん無料で読めます。
兄の雲は積乱雲。遠くから見れば壮大だが、中に入って当事者になると難破する。弟の雲は飛行機雲。真っ直ぐ、空を切り拓いていく。気持ちがいい。(私の授業へのアンケートより)
フランス語の発音からしっかりと開始したい人,再開したい人へ。 目で見るフランス語発音入門 で検索すると京都大学OCW(= opencourseware)がヒット。 そこにフランス語の発音のビデオクリップがたくさんあります。これがすべて無料なのかあ・・・
今日の講演で言い忘れたことを。 「諸君、大切なことは、S台における君の後継者を連れてくることだ。後輩でも、弟妹でもいい」 講師の中には、弟を講師として連れてきた人もいるくらいだ。伝統を大切に。 すこやかでな。
現時点で受講する授業がない方々へ。自分の中に、素材をしこたま蓄える時期です。例えば語学。徹底的に暗記する。発音が分からなければグーグル翻訳を使う。理屈が分からなければ覚える。今、覚えておくと、後で理屈が分かったときに脳ミソが喜ぶ。
入試の最終科目が終わるまで 「受験は力だ。」 最終科目が終わったら 「受験は運だ。」 逆はダメだよ。
英国のオープンユニバーシティのテキストは、ワード版でもPDFでもすぐに入手できます。free learning universityで検索。open universityのサイトへ。All our free coursesを選ぶ。分野を選ぶ。テキストを選んでダウンロードする。何十冊でも。良質な英語で学問入門。
「自由英作文」の答案が、しばしば「おっかなびっくり」で「無難に」テンプレの羅列になりがちなのは、模試の返却答案のせいもあるかも。やたら、-2, -2, -1とけ書かれていたら、そうなるわな。「the 比較級を使ったタイミング絶妙で+3」とか「仮定法使い方がよいので+2」とかがあるつもりで自由に。
人工知能には実行困難な授業をしていきたい。それには「脱線」、想定外の「脱線」。ときには、脱線したまま戻れないくらいの規模で。
ポテトチップスの容器に書かれていた「クリスプ」が「クソリプ」に見えました。休憩に入ります。
まだ本命の発表待ちの諸君、横隔膜が震えるときもある。いろんな気持ちが交錯する。こんな期間はめったにない。これもまて、生きることのかけがえのなさだ。受けとめたまえ。
スマホやコンピュータにデータを入力しても、アプリやソフトは増えない。バージョンアップもしない。ところが人間は(正しいやり方で)暗記をすればするほどシステムまで刷新されていく。中身を入れると容器が増えて、整理も進む。暗記が嫌いな人は「入れてるだけ」と勘違いしてる。もったいない。
授業をしている夢を久しぶりにみた。場所は市谷校舎。冴えわたるギャグに拍手が鳴り止まなかった。ここには、私のどういう深層心理が隠れているのか? いや、自明か?
『英文読解わかりみマックス』という講座名にするとしたら、誰に止められるかな? 当局?学生?同僚?世間?
4月から視聴可能になる映像授業のテキストを可能なかぎり良くするために、自分の授業を18時間、見た。私は本当に輝いているな。とくに、後頭部。いいテキストになった。
テスト演習の授業のアンケートに書かれた。「先生は、なぜ解いている生徒をずっと見ているのですか」と。確かに、長時間、教室にいて、見守っている。帰り道、歩きながら分かった。頭を使っている人の顔が美しいからだ。考える人の表情筋は、みごとに美しい。今日もたくさん見た。ちゃんと飛び立てよ。
身落としがちなことですが、気をつけないと自分との距離も密になりすぎます。伝統的な言い方だと「考えすぎ」っていうやつです。自分との社会的な距離を保つこともたいせつです。ときどき自分を心理的にやめてみると晴れやかになります。楽に息をする。
「密」という字にウカンムリが使われているのは「家」の意味を含んでいるから、という説明を読みました。「密」とは「屋内に閉じこもってひっそり静かにすること」なのだとか。私たちはpublicな密を避け、privateな密状態にある、のかな?
愚直に暗記したことが後から理解できたとき、感動して感謝する。過去の自分にありがとう・・・諦めかけた後に復元できたとき、自分に力強さを感じる。でも、ふと、立ち止まる。諦めかけたこと自体が、真摯さの証しであった、と。今日もまた、真っ直ぐに、覚えて、理解して、諦めかけて、立ち直ります!
5月16日っていう日付を見てたら、受験の語呂合わせ的に「ゴイロ」→「幸一郎」が浮かんできた。病んでるかも。
春はspring. springはバネ。はずむ春。 springは泉。ほとばしる春。 人間界は途方もないマイナスもあるけれど、自然界から少しでも、はずみやほとばしりを受けとめたい。 もちろん、南半球は実りの秋。 もちろん、自然界だって優しいだけじゃない。 もちろん、人間界だってマイナスなだけじゃない。
ちなみに、蜜はサンスクリットのmadhuとつながる。Medで始まるロシアの苗字メドヴェージェフの語源は熊。熊は蜂蜜の在り処を知っていて蜂蜜をよく食べる。メタンやメチルも同語源。蜂蜜酒の意味のmeadも。こちらは英米人の苗字になっている。
自分作りの大切な日々が 今、ここに始まろうとしている。 過去の自分に背中を押されながら。 腕を拡げて待っている未来へと 飛び込んでいく・・・ 少しだけ息を整えて。 行ってらっしゃい
2日目の朝の時点で合格点をこえている人は、まずいない。まだ、手前なのだ。ここから、積み上げていく。1つ1つ、積み上げていく。峠の上には空が見えるぞ。だから、あと、もう一歩。
ダメだ。バテてる。声が教室で響いていない。せっかくの大きめの教室なのに・・・ふと見ると教卓の上にマイクが放置されている。マイク無しだったのか・・・気づけないほど疲れているのか、依然として大音声が出るほど元気なのか、またの機会に論ずることとする。
「集中力を発動し始めるにはまだ少し早いかな」と思えるときってのがある。そんなときには、本番を薄く、うっっっすらと思い浮かべる。そして忘れる。少し意識して、また忘れる。脳の中の「無意識さん」が、ほどほどに整えてくれる。意識と無意識の間の揺りかご、さ。前頭葉だけで全部は無理だからね。
広〜い教室に、受講生は、互いにかなりの距離をおいて座っている。やり慣れた教材で心が和む。学生たちも要所で微笑んでくれる。ありがたいことだ。マスクをつけて授業をしたのは初めて。それも6時間。こんなことですら、達成感あり。春の夜の帰り道にそよぐ風、生きることのかけがえのなさを感じる。
校舎のエレベータの中で、受験生のお母さまらしき人から。 「先生、私、30年前に習ってました! 」「うむむ」 「夫もです!!」「 うむむむ」 「今は息子が通ってます!!!」「うむむむむ」 この会話ができただけでも、休日に出かけた甲斐があったというものだ。
3月10日。一応「2022年度の卒業を祝う会」ってことで3号館ですけど縛り条件は無しです。講演時間は1500〜1600てことですがこれも縛り条件は無し。今年度の人は、もっと早めに来て、体験記とかマスコミに取材されとかよろ。でも私は夜に高1の授業があるので、なかなかタイトに素敵なスケジュール。
たいていの人は、自分のことをあれこれ聞かれるのは嫌だけれど、自分の話をじっくりと聞いて欲しいと思っている。人は伝えたい動物だ。
学力を上げる、とは、昨日の間違いと今日の誤解を修正すること。明日の正解と理解を作ること。だから学生のノートや答案の間違いは、宝の山。ここ掘れ、ワンワン。でもなあ、しかしなあ、こういう間違い、するかあ? つぶやきながら、夜はふける。明日からは夏期講習。
翻訳サイトは個性的だ。「絶起」を入力したらeruptionと返してきたサイトがある。なんで「噴火」なんだろう。絶起すると心が噴火するのか? 別のサイトはoversleeping and hence feeling despairときた。なかなかやるじゃん。私は明日は休みです。希望の就寝。
設問をきちんと読む、これは鉄則だ。しかし、投票箱には設問がついていない! 隠されている設問は「見覚えのある候補者を選びなさい」とか「当選しそうな人を選びなさい」ではない。「あなたの今と未来を少しだけ託することのできる人を選びなさい」だろうなあ。
38年前の教材が出てきた。凄まじい量の書き込み。その中には、アラビア文字もヘブライ文字もある。『曽根崎心中』からのメモも。表紙には「高1英語」ってあるなあ。ほんとうにピヨピヨ講師だったんだなあ。最初の頃は禁欲的に授業してたつもりだったけど、そうでもないかも。人は過去を創作する。
どう抗ってもうまくいかない大波も来る・・このときこそがチャンスなのだ・・何もしたくないこの時期に、力を蓄えておくことが大切だ。自分を信じて、自分に投資し、能力を高め、根を生やしておくのだ。これは本当に辛い・・しかし・・そこから微かな希望が見えてくる。『警視庁科学捜査官』あとがき
多くの教師は、決定的に大切なことを口で言っている。ポイントを纏めて筆記してくれる人でも最重要は口頭。板書やパワポを闇雲に写していると、それに気づけない。リモートだと気づきにくい。対面だと周囲の学生の動きで気づけることもある。
知識の詰め込みで、脳が満タンのように思える時がある。錯覚だ。ある処理系が渋滞しているだけ。切り換えて別のことをやる。暫くして戻ってみると、渋滞は解消している。マルチ処理の典型。
講演会(大学準備講座)は中止になってしまったけれど、いちおう校舎へ行ってみた。行ってよかった。喜びを共有できた。唇を噛みしめる思いを共有できた。戸惑いを共振できた。何か洗われるような思い。会えなかった人たちも、またどこかで、ね。しばらくは覚えているから。うんと後になると忘れる?
6週間ぶりに、通常授業に乗るのと同じ電車に乗った。同じ車両、同じような席で、何人も、見慣れた人を見た。全く知らない人たちなのに、顔なじみ? 不思議に懐かしい。いや、そんなこと、言ってる場合じゃない! 日常に戻らねば。 再起動だ。 二次へ向けて、再起動だ。
講習会の年末部分が無事終了。108コマだったことに先程気づいた。108? オカシイな。私にとっては授業は煩悩ではない。授業は趣味であり娯楽であり実益であり夢であり希望であり豊かさであり明るさであり(色々あって全部で108になるはずなのだが、ともかく)人生そのもの。
困難で不確実な時代だからこそ、自分自身の判断で決める力が求められています。ゼロから作り出す必要はありません。先人の知恵を基盤に据えながら、創造することを楽しむことができるからです。それが学びです。1/3
週の冒頭にミスを連発すると、凹む。人間失格か? とも思う。でも、そもそも人間合格してたのか? まだ合格してない。未合格。たくさんの未合格を抱えて今週も始まる。週の内にいくつか合格して、また新たに未合格をいくつか見つける。
教室を出てから数時間経過しても身体のどこかが仄かに火照っている(←手書きでは無理!「ほのかにほてっている」)感覚。これですね。熱気をいただきました。空席無し。立ち見、床座り、数十人! 申し訳ない。しかも、別室では音声だけ? ゴメン。まさかホントにそうなってるとは思わず。
期待しすぎない。休日の1日も、勉強の成果も、講習会のことも。ただし、休みや模試や講習を楽しみに、今を刻むのは、有りだな。テキストを作成しながら我が身をすり減らしつつ(それでも痩せない)いろいろと考える。
今年も残念ながら「大学準備講座」(言葉の学び&いろんな学び&最初から軌道なんてないから脱線とは言わせない)は、実施延期(今度こそ1年だけの延期としたい)です。まあ3月10日には分かりやすい場所に居ようとは思う。
大切なのは、気を整えることだろうなあ。伸びやかに、健やかに。無理せずに、ありのまま。気になることがあれば、それをすればいい。気になることがなければ・・・すばらしいじゃないか!
涙の跡も乾かぬうちに 後期試験の扉は開く。 考え込むのは 後でいい。 今はただ ひたぶるに、ひたすらに。 健闘を祈る。
「シンプルに書けないのは分かってないからだ」(by たぶんアインシュタイン) 「シンプルに書けないのは暗唱が足りないからだ」(by 英作文の答案を見ている英語教員の多く)
知識の幅を広げたければ、文庫や新書の「解説目録」を読むとよいかもしれません。電子書店にも0円でありますし、出版社のサイトにPDFで置いてあったりします。知を俯瞰する良い機会です。(私は身体の幅を広げないように注意しなければなりません)
10日ですが、教室は当日に。 あの、事柄からして、今年度の人が優先ね。 まあ、今後もいろいろと考えるから、今回は無理しないで。 連絡取れるの分かったし。 春期だって、それから後だって ちゃんと居るから。 末永く学んでいこう。 ジワジワと、ジックリと。 勉強は、とても楽しい。
言葉は時間、空間を旅していく。だから多義語が生まれる。表現は有限、想いは無限、だから1つの表現に複数の意味の可能性がある。
大宮校でトークを少々。そして修了証を授与。そこに記載されている生年月日に、私は改めて目を覚ました。今年の浪人生の多くは既に21世紀生まれなのですね。人生、丸ごと21世紀人! 大きく羽ばたいてくれよ。
中学生や高校生の頃は、人生で一番感受性の豊かな時期。その先の五十年くらいの人生は十代の頃に興味を持ったことを繰り返しているだけ。いま、興味があること、面白いと思うことはぜひとも大切にしてください。それはあなたの人生の豊かさすべてに関わってきます。by黒崎政男 書名は別記する。