平壌(ピョンヤン)で作った物語と絵をもとに、ソウルで出版する初の南北合作童話シリーズが発刊された。
朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)で人気を集めている漫画映画を原案にした科学童話『怜悧(れいり)なタヌキ』が最近、韓国で発刊された。
総40巻のうち、第1回分として5巻が発刊された同シリーズは、チョ・ジェシック、リ・デボックら平壌創作集団の複数の作家が、物語と絵を担当し、韓国の青少年教養物の専門出版社、ドゥリメディアが本にした。
北朝鮮の子供の日常的な言葉や生活の様子が描かれているため、生きた統一教育のテキストとして、早くも児童出版界の関心を集めている。
トゥリメディアのチェ・ヨンチョル代表は「北朝鮮の童話だから、政治宣伝的な内容が含まれているのではないかと思っていたが、実際に見て、こうした考えが北朝鮮社会に対する一つの先入観だったことを知った」とし、「タヌキ、クマ、ネコなど身近な動物キャラクターを登場させ、科学の原理をおもしろく説明している童話スタイルだ。
北朝鮮理解に役立つと思い、原本の助詞、助動詞は一つも変えていない」と話した。
一方、北朝鮮側の依頼により、1巻当たり1000部程度を無償で北朝鮮に送る計画だ。
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