トランプ大統領 “紙のストロー プラスチック製に戻すべき”

アメリカのトランプ大統領は、バイデン前政権がプラスチック製から紙のストローへの切り替えを推進したと批判したうえで、プラスチック製に戻すべきだと主張して新たな大統領令に署名しました。

アメリカのトランプ大統領は先週、SNSに「バイデンが推進したばかげた紙のストローを終わらせるため、来週、大統領令に署名する。紙のストローは役に立たない。プラスチック製に戻そう」と投稿しました。

そしてホワイトハウスで10日、紙のストローを終わらせるとしたうえで、連邦政府機関では紙のストローが提供されないようにするなどとする、大統領令に署名しました。

プラスチック製のストローをめぐっては、海洋汚染などにつながるとして、アメリカの自治体や飲食店ではここ数年、紙のストローに切り替える動きが広がり、バイデン前政権も連邦政府機関による使い捨てプラスチックの調達を段階的に廃止する取り組みを推進しました。

一方、トランプ大統領は大統領令に署名する際、記者団に「紙のストローは壊れることもあり、飲み物などが熱いときには長もちしない。ばかげた状況だ」と述べ、プラスチック製のストローに戻すべきだと主張しました。

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