介護事業所「赤田デイサービスめぐみ」を運営する居宅介護支援事業「めぐみ」が1月31日までに、富山地裁高岡支部の破産手続きの開始決定を受けていたことがわかりました。

帝国データバンクによりますと「めぐみ」は2005年設立の居宅介護支援事業者です。認知症や要介護の高齢者を対象に「赤田デイサービスめぐみ」を運営していました。

送迎や入浴介助、食事介助などのサービスを提供していて、最盛期の2010年3月期には売上高4700万円を計上していました。

最近は新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けたほか、看護職員の配置が不足していた期間に減額せずに介護報酬を請求するなどの不正請求を行い、射水市から “3か月間の新規受け入れ停止” など行政処分を受けていました。

この影響で利用者が減少、売上高は2000万円を下回るまで落ち込んだほか、人件費の負担や採算確保が難しい中で事業の立て直しが困難となり、今回の措置に至ったとみられます。

負債総額は約1700万円とみられます。