機械の力を駆使し、 働く人に魅力ある建設現場の実現を。
小川 達也
2013年入社 | 基幹理工学研究科 機械科学専攻 修了
建築(生産技術)
SHIMZ Person
清水建設の人
01 就職活動時 / 入社当時
早いうちからプロジェクトを 推進できる環境で働きたかった。
学生時代は機械工学を専攻していたこともあり、就職活動を始めた頃はメーカーの設計職などを見ていました。しかし、色々と調べていくうちに若手のころからプロジェクト全般を見られる仕事や会社に興味が湧いてきました。そこから、就活の軸を新たなことにチャレンジできる環境、若手のうちから仕事やプロジェクト推進を任せてもらえる環境という点を重視して企業研究を行うようになりました。そして、そのどちらも満たしていたのが清水建設です。加えて現場の省人化、省力化に貢献できる機械開発に注力していたことも入社を決めた理由になりました。建設業は他産業よりも人の作業に頼るシーンが多いのが現実です。しかし、近年は人手不足が大きな問題となっているため、省人化への取り組みは急務です。だからこそ、大学で学んだ機械工学の知識を活かせるのではないかという思いがありました。
02
現在の仕事 / 大切にしている想い
将来の建設現場を想像し、 負担軽減につながる機械を開発。
現在は、現場の生産性向上に寄与するアシストツールや建設用3Dプリンターといった、現場で活躍できる機械装置の開発を進めています。昔よりは省人化も進んできましたが、それでもまだ人の手に頼っている部分が多いため、開発した機械を現場に導入し、これまでの施工方法を変えていけること、それが誰かの負担軽減につながることが私のやりがいになっています。新しい機械を開発するときには、それを使う作業員の方やレンタル展開する企業といったさまざまな立場の方の思いや使い勝手、そしてもちろん安全面や環境面といった視点で開発を進めることが必要不可欠です。だからこそ、日頃からあらゆる物事に対して多面的に俯瞰して考えること、将来どうなっていくのかを想像することを大切にしています。私が開発した機械が活躍することで将来の建設業がどう変わっていくか。そんなことを想像しながら行う日々の仕事は魅力にあふれています。
03
叶えたい未来
現場の課題を解決できる技術者に成長し、これまでとは違う建設業の姿をつくっていきたいです。機械の力を駆使することで、作業員の方の負担を減らし、働く人にとって魅力ある建設現場の実現に貢献していきたいです。
04
あなたにとっての
“子どもたちに誇れるしごと”とは?
既成概念にとらわれることなく新しいことを実践していくことです。建設業に限らず世の中を取り巻く環境は刻々と変化していますが、常に新たな視点を持って柔軟に対応していく必要があります。こうした一つ一つが未来の建設業に向かって歩みを進めているものと信じて仕事をしています。
One day schedule
- 8:00-出社メールの確認や返信、1日のスケジュールや業務を確認。
- 8:30-装置の仕様検討開発メンバーと仕様に関して図面を見ながら検討、改善事項などを洗い出して資料作成。
- 10:00-機械メーカーとオンライン会議仕様について機能面・コスト面から議論、設計の進捗や製作工程を確認。
- 12:00-昼食自席でお弁当。その後は少し昼寝してリフレッシュ。
- 13:00-関連部署との打合せ現在の開発状況などを報告して情報共有。今後の方針や懸念事項などを協議。
- 15:00-現場打合せ現場適用に向けて工程や配置計画などを調整。
- 19:00-帰宅子どもをお風呂に入れるのが日課。たまには同僚と飲みに行くことも。
My day off
娘と遊んだりお出かけしたりして、とにかく癒されています。また、高校時代の部活メンバーと集まって、ビーチバレーをすることもあります。気の合う仲間たちと体を動かすことで、運動になるだけでなく心もリフレッシュしています。