板柳町 小学校統合 校舎を新築か改修か 住民投票で決着へ
板柳町では児童数の減少に伴って4つの小学校を統合することが決まっていますが、町が既存の校舎の1つを改修して活用する予算案を議会に提出したのに対し、議員の半数以上が校舎を新たに建設すべきだなどとして予算案を繰り返し否決し、事態が行き詰まったことから、新築か改修かを住民投票で決めることになりました。
板柳町では4年後に町内4つの小学校が統合される予定で、町は統合先として「板柳南小学校」の校舎を改修する予算案をことし3月の町の定例議会に提出していました。
しかし、議員の半数以上が校舎を新たに建設する方がよりよい教育環境を整えられるほか、改修では通学距離が長くなる地区が出るなどとして否決し、町が今月、提出した補正予算案でも再び否決しました。
事態が行き詰まったことを受けて今月7日、議員3人が住民投票で問うための条例案を提出し、賛成多数で可決されました。
条例では、板柳中学校の隣に統合小学校を新築するか、板柳南小学校を統合小学校として長寿命化の改修をするか住民投票で問うとしています。
葛西健人町長は「町として使えるものは使っていくというスタンスは全く変わらないが、こう着状態が続いているので住民投票の実施が決まったのは前向きに捉えている」と話しています。
住民投票は条例が成立した今月7日から90日以内に18歳以上の町民、1万人余りを対象に行われる予定です。