長野 軽井沢病院 不適切な会計処理で住民監査請求 受理

軽井沢町にある軽井沢病院で固定資産などの不適切な会計処理が続いているとして、住民が町に対し、是正を求める住民監査請求を行い、受理されたことがわかりました。

軽井沢町が運営する軽井沢病院をめぐっては、住民からの情報公開請求をきっかけに、去年、建物や備品などの固定資産額にあわせて3億2900万円あまりの誤りが見つかり、病院側は、会計上のルールが徹底されていなかったなどとして決算書を修正しました。
しかし、情報公開請求を行った住民が修正された決算書を調べた結果、一部の項目について町が定めた会計上のルールと異なる方法で処理が行われている疑いがあることがわかったとして、町の監査委員に速やかに是正するよう求める住民監査請求を行い、受理されたことがNHKの取材でわかりました。
町では、今後、内部監査を実施し、請求から60日以内に病院の決算が適切かどうか判断することにしています。
軽井沢病院は赤字経営が続いていて毎年、町から補助金を繰り入れていて、昨年度までの5年間では37億円余りにのぼっています。
住民監査請求を行った70代の男性は、「いまの病院の状況は町がずさんな経理処理を見逃してきた結果だ。第三者による外部監査を行い、健全な病院経営につなげてほしい」と話しています。
一方、軽井沢町は、「請求については受け止め、監査委員の判断を待ちたい」と話しています。

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