Google Chrome Portableは手動アップデートで設定引き継ぎ可能
Google Chrome Portableは自動アップデートされません。最新バージョンをダウンロードし、設定を旧バージョンから引き継ぐ方法です。
追記:2021年10月27日現在最新のGoogle Chrome Portable 95でもだいたい同様の方法でOKです。ただし若干異なります。
portable版を使う理由
わざわざ手動アップデートをしてまでportable版を使う理由です。
メイン以外のパソコンにも同じ環境を持ち運べます。
Cドライブにインストールしないので、Cドライブが汚れません。
Google Chrome Portableが入っているフォルダごとコピペするだけで簡単にバックアップできます。
最新バージョンで上書きする方法
現在のGoogle Chrome Portableのバージョンを確認します。17.0.963.46 です。
Google Chrome Portable配布ページから最新バージョンをダウンロードします。下図は2012年4月23日現在の最新バージョンである18ですが、時の経過とともに18よりも新しくなっていると思います。
下図のページに切り替わり、ダウロードが開始します。
GoogleChromePortable_18.0.1025.162_online.paf.exe
という名前のファイルがダウンロードされます(バージョンにより名前がことなります)。ダブルクリックなどをして実行します。ダイアログボックスが開きます。
日本語
が選択されているので、 をクリックします。Google Chrome Portableが起動していると、終了するように促されます。
Google Chrome Portableが起動されていなければ、次のダイアログボックスが開きます。
をクリックします。ライセンス契約書を一読し、同意できるなら
をクリックします。インストール先を指定するために、
をクリックします。別のダイアログボックスが開きます。インストール先フォルダを指定し、
をクリックします。インストール先 フォルダ
のパスの最後に¥GoogleChromePortable
が付きます。不要な場合は削除します。インストール先 フォルダ
へのパスが短いのなら、 からパスを指定せずにタイピングで入力してもいいかもしれません。 をクリックします。インストールが始まります。
インストール途中で、セキュリティソフトが
セキュリティ勧告
を出す場合があります。avast!の場合を述べます。サンドボックス内で開く(推奨)
をクリックします。セキュリティ勧告
が出る度に次の手順で対処します。普通に開く
を選択します。このプログラムに対する処理を記憶する
をチェックしてもいいかもしれません。- をクリックします。
インストール作業が継続されます。
無事にGoogle Chrome Portableがインストール(アップデート)されました。
バージョンを確認すると、2012年4月23日現在の最新バージョンである18.0.1025.162になっています。また、ブックマークや拡張機能などの設定も引き継がれています。
設定ファイルをコピペする方法
別の手動アップデートの方法を述べます。最新バージョンを普通にインストールし、そのフォルダ内に旧バージョンの設定ファイルをコピペする方法です。
旧バージョンのprofileフォルダを新バージョンの同じ場所にコピペします。少なくとも13→14→15→16→17→18とアップデートする際はこの方法が可能でした。profileフォルダは次の場所にあります。
- 旧Google Chrome Portableフォルダ > Data > profile
言語ファイルを削除
不要な言語ファイルを削除していた場合でも、アップデートすると利用可能な言語ファイルがまた出現しています。
- 新chromeフォルダ > App > Chome-bin > [バージョンナンバー] > Locales
ja.dll
とja.pak
以外を削除すると、12.6MBを削減できます。